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【特集】小・中学校の適正規模及び適正配置に取り組んでいます

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埼玉県鴻巣市

【特集】未来を担う子どもたちのためにできること

市教育委員会では、平成27年に策定した「鴻巣市立小・中学校の適正規模及び適正配置に関する基本的な考え方」に基づき、小・中学校の規模や配置等の適正化に取り組むため検討してきました。
本号では、学校の現状と取り組みについてお知らせします。

Q なぜ小・中学校の適正配置に取り組むの?
A 全国的に少子高齢化が進む中で、鴻巣市の児童・生徒数も年々減少し、小・中学校の小規模化が進んでいます。
学校の小規模化は、子ども同士の人間関係や社会性の育成、学校としての教育指導等、学校を運営していく中でさまざまな影響を与えることが考えられます。
このことから学校規模や配置による格差を少なくし、小・中学校の教育環境を整備し、教育の充実を図るため、取り組むものです。

Q 人口の減少が進んでいるというけれど、子どもの数はどうなっていくの?
A 本市の0歳〜14歳の年少人口の推移は【表1】のとおり年々減少していくことが想定されています。

◇表1 年少人口の推移

「国立社会保障・人口問題研究所」人口統計より引用(平成27年、令和2年は3月1日の実数)

Q 児童・生徒数の推移は?
A 【表2】のとおり合併当時の平成17年度は、市内の全小学校の児童数は6,940人、全中学校の生徒数は3,705人、合計10,645人でしたが、令和2年5月1日現在では、市内全小学校の児童数は5,575人、全中学校の生徒数は2,929人、合計8,504人となっており、約2割減少しています。

◇表2 児童・生徒数の推移(各年5月1日現在)

Q 学校の適正規模って?
A 国の学校教育法施行規則により12~18学級の基準が示されており、これがひとつの目安となっています。
ただし「地域の実態その他により特別な事情があるときはこの限りでない」とされており、本市でも、地域の実情に合わせ、保護者や地域の皆さんの意向を尊重しながら、学校配置や通学区域の見直しを含めて、適正規模化に向けた対応を図ります。

Q望ましい学級数の考え方は?
A 小学校では、基礎的な知識及び技能の習得のほか、集団生活に慣れ、多くの友だちや、多様な意見などに接する機会をつくるなど、通常6年間で複数回のクラス替えを経験することが社会性を身につけることにつながるものと考えられます。また、多くの教職員から多様な指導を受ける環境を確保することが大切です。
中学校は、教科担任制であるため、9教科に10人の担当教員が必要です。さらに授業の充実、学力の向上を図るためには、国語・社会・数学・理科・英語の5教科については2人以上を確保すべきであり、その人数を配置するためには9学級以上が望ましいと考えられます。
また、部活動について、各学校で平均すると、運動部が12団体、文化部が3団体程度活動しているため、その数を担当できる教員数も必要となります。

◇鴻巣市立小・中学校の規模別学校数

※特別支援学級の学級数は含まない

Q 小規模校にも良さがあるのでは?
A 小規模校では、子どもたち同士の絆が深まりやすいことや、学年を超えての交流が生まれやすいなどのメリットがあります。一方で「クラス替えができず、人間関係が固定化する」「部活動や行事の実施に制約が生じる」「教職員一人が複数の校務を担当するため負担が大きい」などの課題があります。

Q 学校がどのような状態になったら適正配置等を検討するの?
A 児童・生徒数の推移や地域の実情に合わせ、保護者や地域の皆さんからの意見や要望を踏まえて検討します。

Q 適正配置等審議会で示された課題について、今後何に取り組むの?
A 審議会では次の3つの諮問事項に関して、継続して検討していく必要があると述べられています。
(1)通学区域の見直し中学校の適正配置を視野に、同一小学校から別々の中学校へ接続している現状を改善します。また、上尾道路の進捗状況と将来の児童の推移を見据え、児童の安全な通学路を確保します。
(2)小中一貫教育現在実施している小中連携教育を継続しつつ、先進地事例の調査を行います。また、小中一貫教育推進連絡協議会との連携を図ります。
(3)小学校の適正配置保護者や地域の皆さんに通学区域についての情報を提供します。また、クラス替えが可能な学年になるよう、適正配置計画を作成し、将来の適正配置を視野に置いた小学校同士の連携を図ります。なお、課題となっている集団教育活動の制約も改善していきます。

Q 現在の具体的な適正規模及び適正配置についての取組は?
A 適正配置等審議会の諮問事項(3)小学校の適正配置での検討事項である、笠原小学校について、令和4年4月の鴻巣中央小学校との統合に向け、準備を進めています。

【学校の存置を検討する基準】
小学校…全学年が単学級になった状態もしくは予想される状態であって、集団教育活動に制約が生じる場合、又は小中一貫教育の推進と地域の実情を踏まえ、より大きな教育効果が期待される場合

中学校…全校の学級数が4学級以下になった状態もしくは予想される状態であって、集団教育活動に制約が生じる場合

問い合わせ:教育総務課小・中学校適正配置担当
(【電話】内線3364)

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