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与謝野晶子から次世代へ受け継がれる文化

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大阪府堺市

与謝野晶子は、明治11年に堺区甲斐町の菓子商駿河屋の三女として生まれました。幼少期から家業を手伝うかたわら源氏物語に親しみ、堺女学校(泉陽高校の前身)を卒業した後は、詩歌の世界に目覚めました。新しい詩歌の旗手であった与謝野鉄幹と出逢い、詩歌雑誌「明星」を代表する歌人として活躍。第一歌集『みだれ髪』では、新しい「世代・女性・感情」を表現し、石川啄木ら当時の若者に大きな影響を与えました。その後も「君死にたまふことなかれ」など数々の作品を発表し、「日本女性詩人の第一人者」として時代を切り開きました。晶子は詩歌だけにとどまらず、小説や童話、評論、歌論の他に古典の現代語訳も刊行。更に、女性の自立と地位の向上をめざした評論活動で大きな功績を残し、教育者として教壇にも立ちました。明治、大正、昭和という激動の時代にあって、すぐれた先見性と国際性を持ち、表現者として誠実に生きた晶子のメッセージは、今なお私たちに勇気と感動を与えています。

■青春の短歌大会に携わる、堺歌人クラブ会長の小西美根子さん(写真右下)にお話を伺いました。
※写真は広報紙をご覧ください。

○与謝野晶子の魅力とは
晶子の『みだれ髪』は画期的な歌集で、情熱や色彩ある詩歌が魅力的ですが、「情熱の歌人」だけにとどまらないスケールの大きさが晶子の魅力です。家庭では11人の子の母でありながら多分野で活躍した晶子の先見の明と行動力には驚かされます。

○晶子も愛した短歌を詠む魅力とは
何より「思い」を詠めるのが短歌の良いところ。短歌に季語は必要なく、日常のふとした感動や時事など何でも、五、七、五、七、七に収めて詠む楽しさです。道具も何もいらず、いつでもどこでも作れます。決して敷居の高いものではありません。まずは難しいことは考えず、自分の思いを自由に好きに詠んでみてください。残しておけば、自分史にもなりますよ。

○若い世代に向けての思いを
1,300年あまりの伝統のある短歌を、若い人たちに継承してもらいたいなと思います。ぜひ皆さんにも短歌の魅力を知っていただきたい。今年、新しく「さかい与謝野晶子青春の短歌大会」がこの堺からスタートしました。晶子に続く清新な感覚の短歌が全国からたくさん集まることを大いに期待しています。短歌だけではなく、若い文化力の育っていく堺でありたいですね。

問合せ:文化課
【電話】228-7143
【FAX】228-8174

▼第1回 さかい与謝野晶子 青春の短歌大会
若い世代の思いを、全国から募集!青春の熱い思いを短歌に詠む楽しさを感じてもらうため、16~18歳の方を対象に短歌を募集します。思いを込めたあなたならではの短歌づくりに、ぜひ挑戦してみましょう。
募集作品:自作・未発表の自由詠(1人2首まで)
対象:今年16~18歳の誕生日を迎える方
選者:
・宮中歌会始選者
・今野寿美さん
・堺歌人クラブ
入賞者・入賞作品は、10月下旬に与謝野晶子倶楽部ホームページで発表されます。
申込み:郵送で、与謝野晶子倶楽部ホームページにある応募用紙を、9月7日(必着)までに同倶楽部事務局へ。学校応募の場合は、投稿取りまとめ票も同封。

▼短歌を楽しむセミナー
経験者から初心者までどなたでも参加できます。
日時:
・9月5日
・10月3日
・11月7日
・12月5日
14~16時
場所:さかい利晶の杜
対象:全回参加できる方
費用:2,000円
(与謝野晶子倶楽部会員は1,000円)
申込み:8月31日(必着)までに郵送かFAX、電子メールで住所、氏名、電話・FAX番号、同倶楽部会員かどうかを、さかい利晶の杜へ。
【住所】〒590-0958 堺区宿院町西2丁1-1
【電話】260-4386
【FAX】260-4725
【メール】event@sakai-rishonomori.com
定員:先着10人

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