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初めて明かされる 堺の鉄砲生産

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大阪府堺市

ポルトガルから種子島に伝来した鉄砲の製法が堺に伝わってから、堺は日本一の鉄砲生産地となり、巨万の富と繁栄を築きました。
大坂夏の陣で堺は焼け野原となりましたが、新たな町割により、現在に続く堺のまちが復興され、鉄砲・包丁・織物などの製造業を中心に、商業のまちとしても成熟しました。

その堺で、江戸時代を通じて鉄砲生産に携わったのが井上家です。堺区北旅籠町にある井上関右衛門(せきえもん)の住居は、作業場と店舗を兼ねた屋敷でした。昭和20年の5回にわたる空襲を免れ奇跡的に残ったこの屋敷は、江戸時代前期の鉄砲鍛冶屋敷としては全国唯一の建物であり、市の指定有形文化財になっています。周辺には戦前の町家が今も残っており、歴史的なまちなみが残る地域となっています。

この井上家の「蔵のとびら」を開いてみると、古文書など総点数2万点を超える資料が発見され、国内で最多の鉄砲鍛冶関係資料であることが分かりました。
また、市と関西大学の共同研究調査の結果、帳簿類からは大量の注文の状況が、職人リストなどからは分業制で生産していた実態が確認され、井上家をはじめとする堺の鉄砲鍛冶が、日本の鉄砲の大量生産を支えていたことが証明されました。これらの貴重な研究成果を広く発信し、市民の皆さんが身近な歴史遺産にふれる機会として、井上関右衛門家資料の初の企画展を開催します。

■企画展 蔵のとびらを開いてみれば
堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家
8月19日(水)~9月14日(月)

質・量ともに最も優れた江戸時代の鉄砲鍛冶関係資料を持つ「堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」に関する初の企画展。鍛造(たんぞう)の大筒(おおづつ)やさまざまな鉄砲図面、番筒(ばんづつ)と呼ばれる火縄銃の他、新発見の「通(かよい)」など約40件を展示します。
場所:さかい利晶の杜
(堺区宿院町西2丁1-1)
観覧料:
・一般 300円
・高校生 200円
・中学生以下 100円

○やさしく学ぶ火縄銃の仕組み
火縄銃の発射の仕組みを見ながら、鉄砲鍛冶の知恵を学びます。
日時:8月30日(日)10時30分・13時30分・15時から
料金:無料
直接会場へ
定員:先着各15人

○展示解説
資料調査を担当した専門家が展示内容を解説します。
日時:8月22日・9月5日14時から
料金:無料(観覧料は必要)
直接会場へ

○歴史秘話SAKAI
堺市博物館学芸員・白神典之が、茶室広間で鉄砲鍛冶屋敷当主ご兄弟と対談し、井上関右衛門家の知られざる歴史に迫ります。
日時:9月13日(日)11~12時・14~15時
料金:500円(抹茶と和菓子付き)
申込み:8月3日9時から直接か電話、FAX、電子メールで氏名(ふりがな)、お住まいの市区町村名、電話番号をさかい利晶の杜へ。
【電話】260-4386
【FAX】260-4725
【メール】event@sakai-rishonomori.com
定員:先着各30人。

▼(仮称)堺鉄砲鍛冶屋敷ミュージアム整備に向け クラウドファンディングによる寄附を募集中!
令和5年度に(仮称)堺鉄砲鍛冶屋敷ミュージアムとしてのオープンをめざしています。その整備に向け、10月19日まで皆さんの寄附を募集しています。5,000円以上寄附された方は、主屋に使用する瓦に記名いただけます。
詳しくは市ホームページ参照。

問合せ:資金課
【電話】228-7191
【FAX】228-7856

問合せ:
・文化財課
【電話】228-7198
【FAX】228-7228
・さかい利晶の杜
【電話】260-4386
【FAX】260-4725

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