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健康一口メモ

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宮城県七ヶ宿町

公立刈田綜合病院循環器科医師 
宮下 武彦 (Miyashita Takehiko)

『その息切れ、心不全ではありませんか?』
息切れとは、呼吸が苦しいと感じる状態です。人によって呼吸の回数が増えたり、時々深呼吸しないとつらい感じがしたり、寝ている間に苦しくなって起きてしまうこともあります。「息苦しさ」や「呼吸困難」も「息切れ」と同じ意味で使用されています。息切れの原因として、肺・心臓・血管・血液・その他の病気などさまざまなものが挙げられます。なじみのある病気としては、慢性閉塞性肺疾患 ・気管支ぜんそくなどの肺疾患がありますが、近年の高齢化に伴い、心臓が原因の息切れが増加してきています。特に心不全の患者数は日本全体で約100万人と推定されており、心不全パンデミックと呼ばれています。
日本循環器学会と日本心不全学会で、平成29年10月31日に「心不全の定義」を発表しました。
「心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」です。心不全の原因にもさまざまなものがありますが、聴診や採血、レントゲン、心電図、心臓超音波検査(心エコー)などの簡単な検査で見つかるものが多いです。
息切れが気になる方は、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか?

◆こちら診療所
所長 千葉哲矢

早春の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年は雪が少なく過ごしやすいようですね。
さて、今回は 「たばこ」 についてです。百害あって一利なし、と言われているたばこですが、日本で喫煙している方は年々減少し、今では約2割程度となっています。たばこが身体に悪いことはご存知の通りで、肺がんなどのがん、脳卒中や心筋梗塞などの血管の病気、歯周病や糖尿病などのリスクが高くなります。
一方で、もしたばこをやめたら、身体にどのような変化が起こるでしょうか。
たばこをやめて数日後には、食べ物が美味しくなったり、目覚めが良くなったり、肌の調子が良くなったり、イライラしにくくなります。禁煙を1ヶ月続けると咳や痰が出にくくなり、数年すると心疾患のリスクも低下してきます。10年以上の禁煙で、がんのリスクも低下し、禁煙が長いほどたばこを吸わない人の健康状態に近づきます。
先生、電子たばこなら良いですよね、という声をよく聞きますが、電子たばこにもニコチンや発がん物質が含まれますので、一番は禁煙です。自身やご家族の健康のため、禁煙をしましょう。

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