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知事コラム こんにちは!河野です

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宮崎県

■エール!
宮崎県知事 河野俊嗣(こうの しゅんじ) 宮崎県知事

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)で放送中の「エール」。主人公のモデルとなったのは、昭和の名作曲家、古関裕而さんです。

「栄冠は君に輝く」「巨人軍の歌(闘魂こめて)」「高原列車は行く」など、今も親しまれている数々の名曲を残している古関さん。実は本県とも縁があります。

本県には、置県80周年にあたり昭和39年に制定された現在の県民歌より前に、昭和9年制作の“初代”県民歌があり、この作曲者が古関さんなのです。神武天皇東遷2600年を記念し、公募で選ばれた歌詞に古関さんが曲をつけたもの。

昭和9年というと、古関さんの作曲活動の中でも初期の作品。当時の古関メロディに興味がわきますが、初代県民歌は、県が発行した書籍に歌詞の記述がある程度で、ほとんど資料が残っていません(曲は日本コロムビアの管理楽曲)。

そこで、県が新聞を通して情報提供を呼びかけたところ、うれしいことに当時のレコード(蓄音機用のSPレコード)が見つかりました。所蔵されていたのは、宮崎市在住の80代の方です。また、ほかの方からも情報をお寄せいただきました。

レコードは、当時の本県を知る上でも貴重な資料。この音源も含め、今後、何らかの形で活用したいと考えています。

なお、初代県民歌の歌詞は、県のホームページに掲載しています。制定の経緯を反映して、1番の歌詞は、古事記や日本書紀に描かれた日向(ひむか)の色合いが濃いのに対し、2番は、現在の県民歌1番とも相通じる内容となっています(白雲なびく山の幸 黒潮よする海の幸 千里の沃野天恵の無尽の宝庫吾が日向)。

新型コロナウイルス感染症の影響により、今年10~12月に予定していた「国文祭・芸文祭みやざき2020」が、来年(7/3~10/17)に延期となりました。

この大会のキャッチフレーズが、「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」。初代県民歌の歌詞とつながるものがありますが、それだけではありません。本県の直後に開催される和歌山大会(紀の国わかやま文化祭2021)のキャッチフレーズは、「山青し 海青し 文化は輝く」。記紀にさかのぼる歴史の〈糸〉により、初代県民歌や両県の大会が結び付けられたような、不思議なご縁を感じています。

日程変更で関係の皆さまには大変ご苦労をおかけしますが、さまざまな観点から意義深い大会。その成功に向け、しっかりと準備を進めてまいりましょう。

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