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特集 澄んだ空気を未来へつなぐ ー空気神社建立30周年ー(1)

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山形県朝日町

5メートル四方のステンレス板がブナ林の中に佇んでいる…。その光景を見て神社だとわかる人はどのくらいいるでしょうか。当時はもちろん今もってなお世界に1つだけの空気を祭るという神社。異常気象により環境に対する関心が高まってきている昨今、改めて「空気」について見直す時が来たのではないでしょうか。今号では30周年という節目を迎えた空気神社について振り返ります。

■地球環境の危機
現代に生きる私たちの生活や社会は豊かな環境基盤の上で成り立っています。しかし急激な社会発展の中で、大量生産、大量消費及び大量廃棄といった人間活動の増大は地球環境に大きな負荷をかけており、私たちの生活にも様々な影響として表れています。
その1つが地球温暖化です。温暖化により異常気象の発生や動植物の生態系、農業、社会基盤、人の健康などに多大な影響を与えることが懸念されています。2019年には世界で記録的な熱波による多数の死者を出し、日本でも房総半島台風、東日本台風等の激甚な気象災害が発生しました。

■気候危機時代
2019年国連気候サミットでのグレタ・トゥーンベリさんのスピーチが注目されたように海外を中心に若者による気候変動への対策を求めるデモや、自治体等が「気候危機」を宣言する動きが広がるなど、私たちは「気候危機時代」に生きています。先日の10月26日には菅義偉内閣総理大臣が「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)宣言」を表明。より一層環境について考えなければいけない時が来ています。

■世界に通用する空気神社
そんな気候危機時代という今こそ空気神社を世界に発信するチャンスであると言えます。平成30年に韓国のソウルで開催された第9回世界空気フォーラムにおいて、「空気神社建立や空気の日の制定など、環境保全を目指した活動を推進する模範的な町」として「グッドエアーシティ認定証」を受賞。また、インバウンドで来町される海外の観光客の方からも「空気を祭るという発想が面白く、風景がとても美しい」と好評をいただいています。

◇ウサヒの豆知識
空気神社はコンペティション(設計競技会)によって、デザインを募集したんだ。今のデザインは51点ある中から最優秀賞に選ばれたものなんだ。応募作品には人工衛星を使って宇宙から映像を送るものや本殿と参道を空気の通ったチューブで取り囲んだもの、参道に百以上の鳥居があるものなど様々なものがあったよ。

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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