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2019 春のお出かけ情報1

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島根県安来市

●島根県立美術館開館20周年記念展
堀江友聲(ほりえゆうせい)
京(みやこ)に挑んだ出雲の絵師

広瀬藩御用絵師・堀江友聲。島根県立美術館では4月24日から企画展「堀江友聲」が開催されます。

堀江友聲 略歴
1802-1873
出雲国大東(雲南市)に生まれ、後に母方の堀江家を継ぐ。幼少より絵を描くことを好み、1817年に京都で山本探淵に師事。また四条派の柴田義董に私淑した。20代で伯耆・備後・美濃・萩など諸国を遊歴。1830年には海北友徳の懇請を受けて養子となるものの翌年、出雲へ帰国。1852年に広瀬藩九代直諒の下で御用絵師となる。以降は広瀬を中心に活動。墓は広瀬町誓願寺にある。

島根を代表する近世画家・堀江友聲。広瀬藩の御用絵師(ごようえし)として活躍するまでは、諸国遊歴を経て京都や丹後でも活動し、数多くの優品を残しています。
36年ぶりとなる大回顧展では、活躍の場が異なる青年期、壮年期、そして広瀬藩で活躍した晩年期のそれぞれを代表する作品が展示されます。友聲がその時代に何を期待され、なぜ作品が愛され続けたのかなど、一人の絵師の実像に迫ります。
出展作には、広瀬町ゆかりのものがあります。九代藩主・松平直諒(なおあきら)に命じられて描いた「富田城図」(城安寺)をはじめ、「左吉兆(さぎちょう)火場図 御物見馬場乗図」(富田八幡宮)は広瀬周辺の様子だと言われています。
また、今回の展示に先立つ調査で巖倉寺御大師堂の格天井にこれまで知られていない作品を確認。堀江派のものと考えられる「草花図」は、写真で紹介される予定です。
安来市にゆかりの深い「堀江友聲」の企画展。ぜひ、ご覧ください。

会期:4月24日(水)~6月3日(月)
会場:島根県立美術館企画展示室
開館時間:10:00から日没後30分まで(入館は日没時間まで)

※企画展とコレクション展のセット券

問い合わせ:島根県立美術館
【電話】0852-55-4700

○緻密(ちみつ)な描写と極彩色が見所です
島根県の絵画史を見た時に堀江友聲は外すことができません。改めて検証した36年ぶりの企画展では、皆さんに彼の画業を再認識していただきたいと思っています。
友聲の絵画が一点、イギリスの大英博物館に収蔵されています。数あるコレクションの中でも、分類上はファーストランクになっています。無名なのですが、その絵画自体の評価は高いということです。
作品の見どころは何といっても「緻密な描写」と「目が覚めるような色彩」です。ぜひ、皆さんの目で安来市ゆかりの友聲の技をご覧ください。
(島根県立美術館主任学芸員大森拓土さん)

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