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安芸高田市サッカー公園の環境整備

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広島県安芸高田市

広報「あきたかた」8月号では、サンフレッチェ広島ユースの活動紹介やトップチームで活躍する選手の紹介を通じて、Jリーグトップクラスの育成体制を取るサンフレッチェ広島の実績を紹介しました。
市にとって、安芸高田市サッカー公園はにぎわいの創出に大きく寄与する重要な拠点です。
しかし、1998年の竣工からすでに25年が経過しており、経年劣化が進み多くの箇所で修繕が必要な状況です。とりわけサンフレッチェ広島ユースが使用する人工芝グラウンドは傷みがひどく、今年度の張り替え工事を予定しています。今号では、人工芝グラウンドの芝の張り替えを中心に施設の現状をお知らせします。

■サッカー公園では多くのにぎわいが生まれています
・プロスポーツチームの活動拠点として外から人を呼び込み、市の認知度向上に寄与。
・Jリーガーを目指すユース選手の育成の場。
・プロサッカー選手との触れ合いによるスポーツ振興の場。
・市民のスポーツによる生きがい創出の場。

■人工芝グラウンドの利用状況
直近の2022年度の年間利用者数は約26,000人でした。
ユースチームのみならず、スポーツ振興の拠点として市民をはじめ多くの方が利用しています。
ユースチーム利用:年間延べ13,400人
一般の利用:年間延べ12,600人

■改修が必要な施設の現状
・人工芝の継ぎ目部分に隙間ができてしまい、スパイクが引っかかりやすく、思わぬけがにつながる恐れがあります。
・パイルが細くなり、ちぎれた状態。滑りやすくけがにつながる恐れがあります。また充填物(ゴムチップなど)の偏り、厚みが薄いか所では衝撃吸収能力が低下し、転倒時に脳振とうの恐れがあります。

■これまでの整備状況
これまでに2回人工芝の張り替えを行っています。

◇張替えの方法
過去2回の張替えはオーバーレイ工法で整備しています。
この工法は、既存の人工芝の上に新しい人工芝を重ねて整備する工法です。既設の人工芝を廃棄する必要がなく安価に施工することができます。
現在の人工芝グラウンドは、経年劣化によって芝の下地となるアスファルト部分が地盤沈下し、グラウンド内の凹凸や排水機能の低下が生じているためオーバーレイ工法での整備は困難となっています。

◇人工芝張り替えの履歴
1回目:2003年 施工費用/約5,000万円
2回目:2010年 施工費用/約7,000万円

■人工芝グラウンドの改修計画
2023年度は、人工芝グラウンドの改修工事を行う計画になっています。その財源として企業版および個人版ふるさと納税、補助金やサッカー公園基金を充当することとしています。
2024年度以降も、トップチームが使用する天然芝グラウンドの張り替えや見学スタンドの設置を計画しており、継続して整備費用が必要です。そのため、サッカー公園基金の取り崩しは最小限に留め寄附金などによる財源の確保に努めます。企業版・個人版ふるさと納税などの制度で市外からの寄附を募るとともに、市民や市内の企業からも寄附を受け付ける方針です。
工事概要:既存の人工芝(3層分)の撤去、地盤整備、新たな人工芝の敷設
予算:2億8,000万円
スケジュール:8月中に工事発注→2024年3月完成予定

■寄附金を受け付けます
9月1日からサッカー公園整備に係る寄附金の受け付けを始めます。
市のスポーツ振興の拠点となるサッカー公園の整備に対し皆さんのご協力をお願いします。

◇寄附特典
芳名板に氏名・会社名を記し、公園内に掲出します。
・個人の方/1万円以上のご寄附
・市内の企業団体の方/10万円以上のご寄附

◇申し込み
・安芸高田市電子申請システムからお申し込み
または
・申込書に必要情報を記載
締め切り:2024年2月29日(木)
寄附金に関するお問い合わせ:総務課 行政係
【電話・お太助フォン】42-5611

申込み・問合せ:政策企画課 地方創生推進係
【電話・お太助フォン】42-5612

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