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≪特集≫障がいのある人もない人も安心して暮らせるまちへ 共生のまちづくり

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新潟県新潟市

12月3日~9日は障害者週間です。
新潟市では「障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を定め、障がいの有無にかかわらず共に生き、互いを尊重して支え合い、誰もが安心して暮らせるまちを目指しています。
新潟市民の約19人に1人が障がい者手帳を持っているほか、さまざまな理由で日常生活で困っている人がいます。ほんの少しの気遣いが、困り事を解決する大きな力になります。できることから始めてみませんか。

◆POINT 少しの気付きを行動に移そう
▽GOOD!バスなどの席を譲る
ヘルプマークやマタニティマーク=2面参照=を着けている人や高齢者などに席を譲りましょう。

▽GOOD!視覚障がい者誘導用ブロックの上を空ける
自転車や物があると視覚障がい者がぶつかったり、白杖(はくじょう)が折れたりして大変危険です。

▽GOOD!多目的トイレの利用は短時間で
オストメイト(内臓疾患患者)や車いす使用者など、設備や条件が整わないと排せつ行為をできない人のため、短時間で利用しましょう。

▽GOOD!マスクを外せないときは筆談する
聴覚障がい者と話すときは、口元を見せましょう。
マスクを外せないときは、スマートフォンのメモ機能などを活用しましょう。

▽GOOD!車いす使用者に配慮する
車いすは3cmほどの段差でも進めません。
助けが必要かどうか、声を掛けてみましょう。

○視覚障がい者の声
柾木裕明さん(にいがた・盲導犬ハーネスの会会長)
音の出ない信号機は渡るタイミングが難しいです。信号が青になっても渡らない人がいたら、声を掛けてもらえるとありがたいです。
体や白杖、盲導犬には触らず、前方から近づいて声を掛けてください。

◆理解と思いやりで互いを認め合う
障がいのある人たちの活動の場「地域活動支援センター1UP(ワンナップ)」(江南区亀田向陽3)の皆さんと一緒にダンスをしている、新潟明訓高等学校ダンス部の生徒に話を聞きました。

新潟明訓高等学校ダンス部
2年生 文屋彩乃(ぶんやあやの)さん

▽みんなで楽しく踊れるように工夫
昨年から、1UPに通う江南高等特別支援学校の生徒や卒業生と一緒にダンスをしています。今年は「障がいのある人もない人も互いに認め合い共に生きていこう」という意味を込めて、「ともにダンス」というダンスの動画を作りました。
感染症の影響で部活動停止期間があり、予定よりも練習期間が短くなったので、みんなが覚えやすいように簡単で伸び伸び体を動かす振り付けにしました。練習の中で1UPのみんなの意見を聞き、振り付けに取り入れました。1UPのみんなとは、ダンス以外にもアイドルの話などいろんな話をして仲良くなって、練習も動画撮影の本番も本当に楽しかったです。

▽一人一人を知り考えることが大切
私はこの活動で初めて障がいのある人と関わり、その人との接し方やそれぞれの感じ方を知り、考えることができました。
障がいのある人との接し方が分からないと思ったり偏見を持ったりすることは、知識不足が原因だと思います。私は1UPのみんなと仲良くなったことで、それぞれが得意な事や苦手な事、どうしたらダンスを覚えやすくなるのかが分かるようになりました。一人一人を知ってお互いを理解することで、気持ちを伝え合えたと思います。
これからも、思いやりのある行動をしていきたいです。

○「ともにダンス」に取り組みました
-江南高等特別支援学校 3年生 岩浪 茜(いわなみあかね)さん
明訓高校のみんなが振り付けを優しく教えてくれて、うれしかったです。1UPと明訓高校のみんなで一緒に楽しく踊ることができました。頑張りました。
「ともにダンス」の動画(下記)を見てくれる人に楽しい気持ちになってほしいです。

-地域活動支援センター 1UP 施設長 田中 明美(たなかあけみ)さん
明訓高校の生徒さんたちは、障がいのある子たちが踊れる振り付けを考え、練習では1対1で、一人一人に合わせたやり方でサポートしてくれました。そのうちにみんなが自然に一体となり、楽しそうに踊っている様子が目指すべき共生社会の縮図のようだと感じました。
社会全体でも障がいのある人とない人が自然に交流して障がい者への理解が広がり、みんなが笑顔になれる世の中になってほしいです。

○ダンス動画を公開中
新潟明訓中学校・高等学校のYouTube(ユーチューブ)チャンネルで「ともにダンス」の動画を公開しています。
「新潟明訓高校 ともにダンス2021」検索

◆知っていますか?思いやりのマーク
マークの意味を正しく理解し、誰もが暮らしやすい社会を実現しましょう。

▽車に付ける
・身体障害者標識(四つ葉マーク)
体の不自由な人が運転する車であることを示す

・聴覚障害者標識(蝶々(ちょうちょう)マーク)
聴覚障がい者が運転する車であることを示す

※上記のマークを付けた車に幅寄せなどをすることは道路交通法で禁止されている

▽本人が身に着ける
・ハート・プラスマーク
心臓や免疫など体内に障がいがあることを示す

・耳マーク
耳が不自由であることを示す

・ヘルプマーク
外見から分からなくても周囲から援助や配慮が必要であることを示す

・マタニティマーク
周囲に妊婦であることを示す

▽建物などに表示
・身体障がい者補助犬(ほじょ犬)マーク
盲導・介助・聴導犬などの啓発のために表示
※補助犬は施設や公共交通機関などに同伴できる

・オストメイトマーク
人工肛門・ぼうこうの人が使えるトイレなどに表示

問合せ:障がい福祉課
(【電話】025-226-1238、【FAX】025-223-1500)
※関連記事を別冊情報ひろば3面に掲載

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