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自治体の皆さまへ

新春・市長対談(1)

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神奈川県 大和市 クリエイティブ・コモンズ

ふるさと大和から世界へ
~さらなる高みを目指して一歩一歩

今年の新春対談は、市内在住の競泳選手、青木智美さんをお招きしました。青木さんは大和市内のスイミングスクールを拠点に、リオデジャネイロオリンピックや世界水泳など、世界を舞台に活躍しています。今回、青木さんと大木市長には大和市への思いや努力を重ねる姿勢などについて語り合っていただきました。

◆大和市への思い
[大木]青木さんは大和市でお育ちになっているんですよね。
[青木]はい、小さい頃から大和市で育ちました。
[大木]小学校、中学校と大和市内とのことですが、どんなお子さんでしたか。
[青木]小学校の頃は割と前に立つのが好きで、小学校5・6年生は、中学でいう生徒会のような、運営委員というものに立候補して、選挙に出て、2年間務めました。中学校からは水泳が忙しくなったのでそういったことはやらなかったのですが、小学校のときは常にそういう活動が好きでした。
[大木]明るくて活発というイメージですね。
[青木]そうかもしれません。
[大木]そして、3歳で水泳を始めたんですね。
[青木]はい。6歳上の兄がいるのですが、その兄が水泳をやっていて、私もやってみたいと思ったのがきっかけです。
[大木]3歳からというと、もう20年間、同じことをずっとひたむきに続けていらっしゃるんですね。小さい頃からずっと同じスポーツクラブで練習を続けていると聞いたのですが、拠点を変えないというのは、どういった思いからですか。
[青木]環境を変えて、いいタイムがあまり出なくなる選手もいらっしゃるんです。多くの人は大学に入ったら大学の練習で、となるのですが、私は環境を変えて駄目になってしまうのが怖かったので、拠点を変えずにずっと同じコーチに指導してもらいたいという思いがありました。
[大木]では、そのスポーツクラブは青木さんにとってはふるさとのようなものですね。
[青木]はい。小さい頃からずっと同じプールで泳いでいますので。
[大木]このように大和に住んで、大和を拠点にして水泳を続けていらっしゃるというのはうれしいお話です。
[青木]大和は都内にも電車1本で行けるので、とても便利だなと思います。
[大木]そうですね。大和市の最大の魅力の一つは鉄道など交通の利便性がいいということではないかと思います。鉄道駅1?勢圏における人口のカバー率は神奈川県内の自治体で第1位です。
[青木]そうなんですね。
[大木]駅近という話が出たのでお話しますが、大和駅から歩いてすぐのところにあるシリウスは、おかげさまで開館から1年で累計来館者数300万人を達成しました。図書館を含む公共の複合施設で、1年間の来館者数300万人を超えるというのは日本にはいまだかつてありません。まさかこれほど早いペースで300万人を突破するとは思いませんでした。
大和市の人口の十数倍のかたがたに来ていただいて、累計来館者数で日本のトップに躍り出たということは、市民の皆さんの誇りにもなるのではないかなと思います。
青木さんもぜひ利用してみてください。

◆新たな記録、新たな取り組み
[大木]青木さんはオリンピック、それから世界水泳と、世界の舞台に飛び出して、大和市だけではなく全国的にも注目される存在となりましたね。いつも思うのですが、例えばオリンピックなどの大きな国際大会では、スタートのときや泳いでいる最中、どんなことを考えているのですか?
[青木]スタート台に立ったらもう泳ぐしかないので、「よしやってやるぞ」というふうに思います。レース中も、例えば個人のときは、やはり自分との戦いであり、相手との戦いでもあるので「隣に食らいついていくぞ」と思ったり、苦しいところで自分を鼓舞して泳いだりしていますね。また、私はリレーに出場することが多いので、そのときは、「待っている仲間のために頑張ろう」と思いながら泳いでいます。「チームメイトのためにも」という思いが加わります。
[大木]かなり緊張するほうですか?
[青木]招集所では吐き気がするくらい緊張して、「緊張する、緊張する」などと言っているのですが、紹介のゲートをくぐるときは、「もうこの雰囲気を楽しもう」というふうに、必ず笑顔で出ようと、自分の中で決めています。
[大木]すごい。強いですね。そして、昨年は世界水泳でリレーの日本新記録を作りましたよね。
[青木]その日本新記録も2015年の世界水泳から4人のメンバーで「出そうね、出したいね」と話していて、でもなかなか出なくて。やっと昨年、達成できました。
[大木]皆さんの素晴らしい泳ぎで見事な日本新記録でしたね。知らせを聞いて本当にうれしかったです。新記録、初めての記録ということで考えますと、大和市でも昨年、日本初、県内初の取り組みがたくさんありました。
例えば、大和市では小学5年生から中学3年生の普通教室すべてに、児童・生徒向けの新聞の配架を開始しました。これは全国でもあまりない、県内初の取り組みです。
また、119番に電話したときに東京電力の電柱に書かれた地区名と番号から通報場所が分かる「アットサーチ」というシステムを消防に導入しました。だいたい地上3メートルぐらいのところに番号が書いてありますので、皆さんもぜひ電柱を見たらどこに書いてあるのか探していただいて、119番に電話するときの位置伝達方法の一つとして使っていただければと思います。
それから、徘徊(はいかい)高齢者の個人賠償責任保険事業がスタートしました。これは、認知症による徘徊などのおそれのある高齢の人、「はいかい高齢者等SOSネットワーク」の登録者ということになりますが、その皆さんを被保険者とし、踏切事故などにより第三者に損害を負わせてしまった際などに保険で最大3億円を補償するものです。認知症により徘徊する高齢者の問題について、大和市は先進的な一手を打った、ということが言えるのではないかと思います。これは昨年、多くのメディアに取り上げられ、新聞の社説でも評価されました。
また、これも認知症対策になるのですが、小型のGPS専用シューズを履いた徘徊高齢者の位置情報サービスも開始しました。靴の中にGPS端末を入れることによって、登録者である高齢のご家族の姿が見えないときにその位置情報が分かります。靴を履かずに出掛ける人はいないと思います。徘徊高齢者のために有効なものだと思います。
これからもさまざまな施策に取り組んでいきたいと思っています。

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