「子どもの健康情報」をお伝えします
■イヤイヤ期を乗り越えよう
1歳半ごろから3歳ごろまでの時期に見られる「イヤイヤ期」。脳と心が成長している証拠です。ママやパパに「イヤ!」と感情をぶつけることが多いのは、安心して自己主張ができるからです。
▼「イヤイヤ期への対応のポイント
▽ポジティブにとらえる
「イヤ!」は子どものやる気が育っていることの表れ。子どもの成長を感じつつ、言えるようになったことをポジティブに捉える意識を持ってみましょう。
▽子どもの気持ちを受け止め共感する
「イヤ!」という気持ちを否定せず、その理由を肯定的に受けとめましょう。「自分でやりたかったんだよね」など子どもの気持ちを代弁してあげてください。
▽気持ちを落ち着かせる
何をやっても「かんしゃく」が収まらないときは、静かに抱き、落ち着くのを待ちましょう。安全な場所で、気の済むまで感情を出す姿を見守るなど、子どもが自分で気持ちをコントロールするすべを身に付けられるような手助けを心掛けましょう。
▽遊びに変える
おもちゃの片付けの競争など、ママやパパも一緒に遊びながらだと、子どもたちも楽しく引き込まれていきます。
・そのときの気分で子どもへの対応を変えず一貫性を持つ
・たくさん褒める
これらの対応ですぐに効果が出るわけではありませんが、成長と共に、「イヤ!」から「なぜ?」と質問が多くなるころ「イヤイヤ期」は落ち着き始めます。
問合せ:妊娠期から子育て期の総合相談窓口~子育て世代包括支援センターこあらっこ
【電話】73-8010(保健センター内)
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