次期総合計画の策定に当たり、この度、原案がまとまりました。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、懇談会形式ではなく、お便りにて広く市民の皆さまからご意見を募集します。主に下記の「5つの目標」を達成するためのアイデアやご意見を本紙19,20ページの「まちづくりメール便」にてお寄せください。
■総合計画とは
・総合計画は、市民の皆さまと行政が共通の認識を持ち、めざすまちづくりについてともに考え、実現に向けて行動するための基本的な指針となる計画です。
・市では現在、今後10年間(令和3年度~令和12年度)の計画の策定を進めています。
■めざす将来像
「笑顔 あふれる しあわせのまち 二本松」
「将来暮らしてみたいと思う二本松の姿」を市内に通う中学生・高校生から募集しました。目立って多かった言葉は「しあわせ」と「笑顔」。この結果から目指す将来像を決定しました。二本松市の将来を担う子ども達の思いが込められています。
■4つの重点事項
・健康寿命の延伸
・地域のちから
・こどもの未来
・人口減少対策
■5つの基本目標
1.健康で暮らし続けられるまち
・元気で暮らす健康づくり
・地域のみんなで支えあう地域福祉の充実
・生涯学習・生涯スポーツの推進めざす
2.地域の誇りに満ちた活力あるまち
・自然・歴史・文化の価値を磨き続けるまち
・活気あふれる商工業と就業機会の拡大
・自然の豊かさを実感できる農業の実現
・人がつながり支えあう地域づくりの推進
3.世代をつないで人を育むまち
・子育てにやさしい環境づくり
・学ぶ力・生きる力を学校・家庭・地域と育む
・若者の定住促進
・多様性と包摂性(ほうせつせい)
4.安全で快適な暮らしのあるまち
・居住環境の整った暮らしやすいまちづくり
・安全なまちづくりの推進
・自然と共生し環境にやさしいまち
5.みんなで創る持続可能なまち
・市政改革
・すべての市民に情報が行き届くまち
・財政基盤の強化
・広域連携推進
■3つの施策横断的な視点
(1)EBPM(イービービーエム)の推進
「統計データなどの客観的な証拠を活用し、政策や施策の立案を行うこと」。これにより、効果的・効率的な決定・運営を目指す。
(2)Society(ソサエティー)5.0への対応
「狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く新たな社会」のこと。AIやIoTなどを活用し、イノベーションによる新たな価値を創出することで課題解決を図っていく。
(3)SDGs(エスディージーズ)の推進
「『同じ地球に住む以上、これだけは一緒に取り組んでいきましょう』と国連で採択された2030年までの国際目標」のこと。
本市でも実情に合わせ、SDGsの推進を図る。
パブリックコメント(意見公募手続制度)を7月31日より実施します。詳しくは、市ウェブサイトをご覧いただくか、秘書政策課(市役所4階)または各支所地域振興課にて原案の閲覧が出来ますので、ご意見をお寄せください。
問い合わせ:秘書政策課総合政策係
【電話】55-5090【FAX】22-7023
<この記事についてアンケートにご協力ください。>