もとみやクリーンセンターに搬入されるごみのうち、約80%が「リサイクルできないごみ」として搬入されています。これにより、ごみ処理に伴う「温室効果ガス(地球温暖化の要因)」は年間約3,400t‐CO2排出されています。この温室効果ガスを減らすには、焼却ごみを減らすことが有効な方法の一つです。しかし、特にプラスチックごみについての分別意識の低下により、焼却ごみが年々増加しています。
プラスチックごみは、適正に分別すると「再生利用」ができ、「原料」や「エネルギー」となります。限りある資源の有効利用を進め、温室効果ガスの排出を抑えるためにも、プラスチックごみの分別を心掛けましょう。
■リサイクルできないビニール・プラスチックごみ(青色の袋)
ビニール製品や水洗いしても汚れが落ちないプラごみ、ホース、他の材質と一緒になっているビニール類、プラスチック類など。
■リサイクルできるプラスチック製容器包装(透明の袋)
プラマーク入りの袋や容器のほか、食品トレイや発泡スチロール、プラ製スプーンなどです。
「ごみ」を「資源」にするためにご協力ください!
■出し方のポイント
(1)プラスチックごみに「プラマーク」があることを確認してください。
(2)必ず中身を使い切り、汚れを取り除いてください。
汚れの付いているものは、「水で軽くすすぐ」「ふき取る」など、容器をきれいにしてから出してください。
※洗剤で洗う必要はありません。
・食品トレイなど→固形物を取り除く
・カップ容器→固形物を取り除く
・油や調味料のボトル→中身を使い切る
・詰め替え容器など→中身を使い切る
■もとみやクリーンセンターからのお願い
プラスチック製容器包装は、もとみやクリーンセンターの施設内で、作業員の手作業によりさらに選別されます。
危険物、汚れたプラスチックその他のごみが混入している場合はひとつひとつ取り除いています。特に危険物(かみそりなどの刃物)の混入は作業員のケガにもつながりますので、分別のご協力をお願いします。
◆スプレー缶とライターのごみ出しに注意!
スプレー缶(カセットボンベ、ヘアスプレー、殺虫スプレーなど)やライターを捨てる際は、事故防止のため、次の点に注意してごみステーションに出してください。
◇スプレー缶の捨て方
〔手順1〕中身を完全に使い切る
缶を振って音がしたら、まだガスが残っている証拠です。スプレー缶は最後まで使い切りましょう。残ったガスを出し切るための残ガス排出機構がついている場合があります。スプレー缶に中身の出し方が書いてある場合は、そのとおりにしてください。
〔手順2〕缶に穴を開ける
必ず中身を使い切り、屋外で穴を開け、ピンク色の指定袋(破砕するごみの袋)でごみステーションに出してください。
中身が残ったままの状態で穴を開けたり、火の気があるところや、風通しの悪い屋内で穴を開けることは、非常に危険です。
穴を開ける専用の道具はスーパーやホームセンター等で購入できます。
◇ライターの捨て方
ライターはガスを使い切ってから、ピンク色の指定袋(破砕するごみの袋)でごみステーションに出してください。
問い合わせ:
もとみやクリーンセンター【電話】33-5499【FAX】34-3911
生活環境課環境衛生係【電話】55-5103【FAX】22-4479
各支所地域振興課
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