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青空に映える紫の滝 満開に咲き誇る深山神社の大藤

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福島県国見町

深山神社境内の大榧(おおかや)とともに、町の天然記念物に指定されている大藤が、今年も見事に咲き誇りました。
樹齢500年(推定)といわれる大榧に巻き付く4本の大藤は、樹齢300年以上ともいわれています。
例年よりも少し早くゴールデンウイーク中に満開を迎えた大藤は、大榧から流れ落ちる滝のように優雅に咲き乱れ、ほのかな香りを放ちながら訪れた人々を魅了していました。
最近では、大人気漫画の重要な要素として注目されましたが、藤は日本古来の花木といわれ、その見た目の華やかさから、高貴な花の象徴として庶民から貴族まで、幅広く親しまれてきました。
古代の書物にも数多く登場し、万葉集には藤を詠んだ歌が27首もあります。万葉集に詠まれる藤は、どれも「華やかに咲き誇る花」として登場し、思い出の場所や愛しいものを藤の花に重ね合わせて詠まれています。
また、藤はその優雅さとは対照的に、野性味に溢れた生命力も大きな魅力のひとつとされています。藤の寿命は非常に長く、樹齢1000年を超えるものも日本には数多く存在します。藤は自立して咲くことができない植物のため、他の木に巻き付きながら、日光を求めてどんどん成長していきます。その繁殖力の強さから「途絶えない花」として、平安時代の藤原氏をはじめ数々の日本人の姓に用いられるようになりました。
藤の花に重ねられた古(いにしえ)の人々の思いや、藤の力強く生命力に溢れた姿に目を向けると、今までとは違った藤の魅力を再発見できるかもしれません。

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