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よく聞くあれってなんだろう? 『GDP ー国内総生産ー』

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福島県楢葉町

先日、GDP(国内総生産)が―7.1%になりましたという報道がありました。
GDPと言われても……という感じですよね。
わかりやすくGDPを学んでみましょう!!

■GDPとは
GDPとは、簡単に説明をすると、「国内で生産されたものやサービスの総額」となり、日本であれば、経済の規模を表すモノサシの役割を果たします。
似た言葉で、GNP(国民総生産)というものがありますが、日本国民が国外で生産したものやサービスの金額も加えるものとなり、1990年代までは使用していましたが、現在は使用する機会はほとんどありません。
また、GDPは四半期(3か月)毎に速報値が出され、日本の経済の見通しの目安として利用されています。

■算出方法
“+”になれば景気がいい。“―”だと景気が悪い。くらいはわかりますが、GDPはどのように算出されているのでしょう。国をパン屋さんに例えてみましょう。
GDPは、「付加価値」の合計です。パン(商品)には、価格が付けられて販売され、原材料費などが含まれています。方程式で表すと、
「付加価値」=一定期間内の売上―原材料費
となります。
この単純な計算式で算出された付加価値は「名目GDP」といい、物価の変動などは計算に入れていません。これに物価変動を考慮したものが「実質GDP」となり、前年の実質GDPと比較をすると、「経済成長率」も算出することができます。

昨年の売上:500万円(原材料費452万円)
昨年の付加価値:48万円(名目GDP、実質GDP)
今年の売上:550万円(原材料費499万円)
昨年の付加価値:51万円(名目GDP)
物価2%上昇を考慮すると、50万円(実質GDP)

以上により、計算を行うと今年度のGDPは、
(50万円―48万円)÷48万円×100=4.1%
となり、パン屋の経済成長率は+4.1%となりました。
この実質GDPを「経済成長率」といい、テレビや新聞などでよく聞く言葉になります。先日の報道では“5期ぶりに―7.1%となり~”という報道がされていましたので、1年3か月振りに経済成長率がマイナスになった。つまり、景気が下向きになったということになります。

今回はパン屋を国に例えて説明してみました。
これから、テレビなどでこの“GDP”や“経済成長率”を聞いたときに思い出してみてください。

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