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自治体の皆さまへ

空き家対策最前線(4)

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静岡県掛川市

■事例1 大東区域でゲストハウス経営
どこにもない家
長濱裕作さん(大坂)

令和元年8月、大坂地区でゲストハウス「どこにもない家」を始めたのが長濱さん。古民家を改装した昔懐かしい雰囲気漂う空間で、「時間の大切さを見つめ直すひととき」を訪れた方に提供します。
長濱さんは平成30年4月、首都圏から地元の掛川にUターン移住しました。家族は奥さんと子ども3人。自然の中で「農業」と「自分の強みを生かしたこと」を行いながら子育てできる環境を求めて、築140年の古民家を購入しました。いくつかの大きな作業は業者に依頼しましたが、壁のしっくい塗りや縁側の板張りなど、自分たちでできる作業は家族で楽しみながら「自分たちの価値観を感じてもらえる空間」を目指して、少しずつ改装を行っています。
近年、民泊経営を検討する人が増えており、そうした人から相談を受けることも多いといいます。今年2月、かけがわランド・バンクと協力して民泊の基礎知識や相談窓口をまとめた「民泊創業マニュアル」を作成しました。本気で迷っている方には「自分の家に知人を招いておもてなしをしてみるなど、小さな一歩から始めてみるのがおすすめ。自分に合っているのかを知ることが一番大切です」とアドバイスします。
ゲストハウス経営の感想を「まだまだ完成形ではなく、手を入れたいところや新たに加えたいサービスがいっぱいある。ずっと続けていきたいと思える仕事に出会えて本当に良かった」と笑顔で話しました。

■事例2 空き家活用を地域活性化の契機へ
原泉地区まちづくり協議会
企画委員 佐藤忍さん(原泉)

県内でも良質の茶産地である原泉地区。中山間地の当地域では少子高齢化などが例外ではなく、空き家対策が大きな課題となっています。原泉地区まちづくり協議会は平成31年4月から「空き家活用プロジェクト」を立ち上げ、主に3つの取り組みを進めています。
1つ目が、空き家情報のデータベース化です。活用について悩んでいるが、空き家物件として情報発信していない所有者が多くいることに着目。地域の関わりを生かした情報網を基にデータベース化することで、空き家を探している人とのマッチングを支援します。
2つ目が、地域での交流の場の提供。今後地域を維持していくためには、移住者の地域参加が重要です。地域住民と移住者の交流を促すことで、人口問題だけにとどまらない地域課題の解決を目指します。
3つ目が、移住者の多様性を生かす取り組み。移住者にはさまざまな強みを持った方がいます。それらを発揮してもらい、多様性を生かすことが地域活性化につながります。好例が、2年前から実施している原泉アートデイズ。地域の良さの再発見と情報発信につながりました。そのほかにも、農機具修理や、ネットビジネスの立ち上げなど、それぞれの強みを生かして地域で活躍しています。
現在の空き家活用事例は10例。地域でも、空き家問題が個人の問題ではなく、地域課題だとする意識が徐々に生まれています。
空き家を地域資源として活用することで、地域の活性化につなげていけるのではないでしょうか。

問合せ:都市政策課
【電話】21-1152

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