「駅」「史跡」「公園」「暮らし」などから、海老名の〝あの時〟〝あの場所〟を写真でつづります。
■第2回 史跡
▽相模国分尼寺(にじ)跡
歴史公園として整備し市民の憩いの場となっている史跡相模国分寺跡から北側約500メートルの位置に、聖武(しょうむ)天皇の詔(みことのり)によって国分寺とともに建立された尼寺跡がある。平成元年からの発掘調査で金堂を中央に置いた形式の伽藍(がらん)配置が確認され、平成9年4月に国指定史跡に指定された。
金堂跡には高さ1メートルほどの基壇が残り、その上には今も地域の人たちに大切にされている庚申塔(こうしんとう)と庚申堂が。お堂には、三猿が刻まれた江戸時代の庚申塔が安置されている。
▽撮影場所
小田急線を背に、清水寺公園方面を撮影。昭和初期の撮影方面は不明
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