本市では、皆さんに納めていただいた税金を「どんなことに使うのか」について、毎年、計画(予算)を立てています。今回の特集では、今年度の予算のポイントや具体的な使い道(事業)についてお伝えします。(数字は端数調整している部分があります)
■一般会計 1,309億2,000万円(前年度比+8.1%)
行政運営の基本的な経費を計上する会計(子育てや教育、防災、福祉、道路整備など)
■特別会計など 795億630万円(前年度比±0.0%)
一般会計とは区別して経理する会計(国民健康保険、介護保険、競輪の運営など)
■企業会計 652億2,980万円(前年度比-1.2%)
地方公営企業法に基づく公営企業を経理する会計(上下水道、市立四日市病院)
■予算額(総額) 2,756億5,610万円(前年度比+3.4%)
▽一般会計
主な増減:
・新型コロナウイルスワクチン接種などに係る国庫支出金の増
・給食センター整備や小・中学校の大規模改修に伴う市債の増
主な増減:
・給食センター整備や小・中学校の大規模改修に伴う教育費の増
・プレミアム付デジタル商品券の発行などによる商工費の増
・近鉄四日市駅周辺等整備事業の増などによる土木費の増
Q:規模が大きくてちょっとイメージしづらいなあ…
市民一人当たりに使われるお金はどれぐらいなの?
A:約42万円(※)です。
※市に納められた税金約23万円に、国・県の補助金などを加えた金額を財源として、市民一人当たり約42万円の事業をします
■市民一人当たりの内訳一般会計歳出予算(目的別)
約423,226円
※令和4年度歳出予算を人口(令和4年3月31日現在)で割った額
▽民生費 155,305円
高齢者・障害者の福祉、子どもの医療費助成、保育所の整備、生活保護などに使われます。
▽土木費 60,878円
道路や河川、公園などの整備や維持管理に使われます。
▽教育費 51,989円
小・中学校の学校教育や生涯学習の推進などに使われます。
▽総務費 47,746円
防災や文化振興、スポーツ振興などに使われます。
▽衛生費 43,310円
健康診断・予防接種などの保健衛生やごみ収集・処理などに使われます。
▽公債費 19,640円
市の借入金の返済に使われます。
▽消防費 16,743円
消防・救急活動に使われます。
▽商工費 16,593円
商工業の振興に使われます。
▽農林水産業費 6,678円
農業・漁業などの振興に使われます。
▽議会費 2,095円
市議会運営・活動に使われます。
▽その他 2,249円
急に支出を必要とする場合に備えて用意しているお金など。
■財政の健全化を進めています
本市では、「財政プラン2020」に基づき、持続可能な財政運営を行ってきました。
その結果、市債(市の借金)は着実に減少し、財政調整基金(市の貯金)も100億円以上を確保しています。
▽市債(市の借金)残高
▽財政調整基金(市の貯金)の残高
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