今月号は長柄が担当します。
「あんまり例がありませんよね。。。」
この言葉は、私が、関東のとある前職を定年退職するときに、私を心配する職場の同僚が気遣ってくれた言葉です。
「しもきたやまむら?どこにあるんですか?」私は笑顔で「奈良県吉野郡」と答えます。
同僚:「奈良?って近畿の?ご親族かどなたか?」
私:「いないよ」
同僚:「え?」
私:「林業で雇っていただけることになりそうなんだ」
同僚:「え?え~林業ってやったことあるんですか?」
私:「ないっ!でもやりたいっ!!」
同僚:「はぁ~??」
こんなやり取りの中で私の再就職は下北山村地域おこし協力隊に決定します。それで私に勝算があるのか?と問われれば、「こればっかしはやってみないとわからない」というのが偽らざる心情です。55歳のド素人が林業で将来自立起業に挑戦って、夢はあるけど、これってだいぶ、いえ、だいだいだい~ぶ頑張らんといかん感じがします。
そして昨年9月から始まった私の新しい人生は、来月で半年が経過します。少しやってみた感想は、「もしかしたらどうにかなるかもしれない」と勝手に微妙に格上げしました。それは、下北山村の自伐型林業には、厳しい環境ながらも私のような新人が安心して技量向上できる人材育成環境があり、まずは3年間の協力隊期間でできる限りの林業知識技術を勉強し、その後の残りの人生で、深い歴史のある下北山村の林業振興にできる限り貢献(しつつ村民ライフを謳歌)する。という将来像も見えてきたからです。
あ、自己紹介遅れました。私は、長柄久光(ながらひさみつ)と申します。関東から参りました。協力隊員としてはだいぶおじさんですが一生懸命頑張ります。皆さまよろしくお願いしますっ!!
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