■マスクの着脱は臨機応変に
渋谷駅の忠犬ハチ公の銅像にマスクが着けられたというニュースを覚えていますか。
令和2年4月8日は、ハチ公の死を悼む85年目の慰霊祭の日だったそうです。しかし、新型コロナの感染拡大の影響で中止に。この日、誰かがハチ公像の口元にマスクを着けたというのです。
渋谷区は、無許可でハチ公像に展示物を着けることを禁止しており、区の観光協会が撤去したというニュースでした。
その頃、国内各地で銅像やアニメなどのキャラクターにマスクが着けられるという話が話題となっていました。北海道真駒内公園滝野霊園に立つ5体の大きなモアイ像にもマスクが。
「モアイも予防」と感染防止活動の一環だったそうです。
神戸では、神戸ハーバーランドに立つエルビス・プレスリーに。銀座三越のライオン像もマスクを着けてお客様をお出迎え、というニュースも目にしました。いずれも今は、どうなっているのでしょう。
ちなみにサンリオピューロランドにお住まいのキティちゃんは、コロナ禍、再開館した時、お顔にマスクをちょこんと着けたこともあったとか。いまは、多摩センターで元気いっぱいのキティちゃんに会えますよ。
さて、感染状況が収まっている時期でもあり、そろそろ屋外ではマスクを外しませんか。私も徒歩での通勤時や屋外では極力外すようにしています。子どもたちにも屋外では思いっきり走り回ってほしいですし。臨機応変に対応していきませんか。
(多摩市長 阿部裕行)
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