■尾原ダム周辺の魅力(周辺施設・イベント・スポーツ)
尾原ダムの周辺では、地元の皆さんを中心に地域の資源を生かして、さまざまな施設の運営や地域活性化をめざしたイベント・スポーツの大会運営などの取り組みをされています。その結果、新型コロナウイルス感染症の流行以前では、年間約14万人の観光入込客数となっています。
ダム周辺の魅力のひとつであるイベント開催などの取り組みをされている方にお話を伺いました。
・トライアスロン大会
・道の駅 おろちの里
・トレイルランニングレース
・ダムの見える牧場
・ロゲイニング大会
・さくらおろち牧場
※詳細は広報紙4ページの写真をご覧ください。
◯NPO法人さくらおろち
亀山一敏(かめやまかずとし)理事長
私たちは尾原ダムが完成して10年、尾原ダム周辺で上下流交流、地域活性化、地域振興に取り組み、「開かれたダム」の実現を図ってきました。今後も尾原ダム事業関係者(協力者)が残されたメッセージを大切にし、尾原ダム周辺を生かした新たな地域づくり、尾原ダムの恩恵、斐伊川の恵み、そして住民同士の絆を大切にしたいと考えています。
◯温泉地区地域自主組織「ダム湖の郷」
村尾富義(むらおとみよし)会長
私たちは、尾原ダム周辺地域の地域自主組織として活動を行っています。ダム建設により、苦渋の決断をもって移転され、残った住民は人口減少により自治会の維持が厳しい状況となっています。今後、周辺にあるスポーツ競技施設などを活用し、この地域の魅力などを広く知ってもらうために、地域内外や、上下流交流を行い、地域ににぎわいを作りたいと思っています。そして、県政百年の大計である三点セットの早期完成を願います。
◯さくらおろち湖で花火打ち揚げ隊
亀山幹生(かめやまみきお)代表
私は、さくらおろち湖湖上花火が、この地域の活性化の起爆剤となればという思いから活動しています。地元への還元となる出店を行ったり、たくさんの方が参加できるよう工夫を凝らし、尾原ダム周辺地域を犠牲という面だけで捉えるのではなく、地域の財産として活用しています。移転された方の「尾原に島根県の未来を託す」という言葉を胸に、今後も活動を続け、さらに活動の輪を広げていければと思います。
尾原ダム完成10周年を記念して、尾原ダム水源地域ビジョン推進委員会より尾原ダムさくらおろち湖周辺で積極的に地域に貢献している団体へ感謝状が贈呈されました。雲南市では、毎年秋にさくらおろち湖で湖上花火大会を開催し、地域を盛り上げる活動を行っている「さくらおろち湖で花火打ち揚げ隊」に贈られました。
問合せ:地域振興課
【電話】0854-40-1013
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