令和3年度の決算の概要や市の財政状況をお知らせします。
・安城市のお財布の中身を見ていこう!
■令和3年度決算~令和2年度に次ぐ過去2番目の規模に
新たな変異株の発生により、感染拡大と収束を繰り返したコロナ禍への対応等のため、令和3年度は令和2年度を上回る9回の補正予算を編成し、市民生活と地域経済の安定化に全力を挙げて取り組んできました。こうした中においても、基金等の活用により、当初予定していた錦町小学校の校舎増築や総合福祉センターの大規模改修等の大型事業を計画どおり実施する等、直面する行政課題を先送りすることなく、着実に実施しました。
〇歳入・歳出の推移
■一般会計~収支は54億円の黒字になりました
一般会計とは、福祉や教育、道路整備等、行政の基本的な事業を行うための会計のことです。令和3年度は、歳入795億円余(前年度比7.7%減)、歳出740億円余(同8.2%減)となり、収支は54億円余の黒字となりました。
▼市の支出を市民一人当たりに換算すると
※令和4年3月31日現在の人口18万9061人で算出。
〇民生費
医療・福祉・子育て支援等
16万2352円
〇教育費
学校・社会教育、スポーツ振興等
5万2595円
〇総務費
基金への積立、庁舎の財産管理等
4万9816円
〇土木費
道路や公園等の整備
4万6664円
〇衛生費
保健衛生、生ごみ処理等
3万7506円
〇その他
4万2929円
〇支出合計
39万1862円
市民1人当たりの市の貯金残高 13万4919円
市民1人当たりの市の借金残高 9万4310円
■令和3年度に取り組んだ主な事業・様々な事業を実施しました
・様々な事業を実施しました
▼新型コロナウイルスワクチン接種事業
4月から順次接種券を発送し、6月から10月まで市内3会場での集団接種を実施しました。また、11月から順次3回目接種の接種券を発送し、2月から市内3会場での集団接種を実施しました。(事業費11億3512万円)
▼自転車乗車用ヘルメット購入費補助金
18歳以下の子ども及び65歳以上の高齢者に対し、自転車乗車用ヘルメット購入費の一部を補助することにより、自転車乗車用のヘルメットの着用促進を図りました。(事業費417万円)
▼安城プレミアム商品券発行事業
コロナ禍の影響により、厳しい経営状況にある飲食店や小売店等の支援及び地域経済の活性化を図るために発行しました。(事業費6億3605万円)
▼防犯設備支援事業
LED防犯灯を新たに1982基設置し、また、100台の防犯カメラを鉄道駅や小学校の通学路周辺に設置しました。(事業費6165万円)
▼防災計画等策定事業
災害が発生した時に生じる地区の不安や課題について、取り組むべき対策や訓練を企画する「地区防災計画」の策定支援を実施しました。(事業費388万円)
▼地球温暖化対策事業
太陽光発電システムや蓄電池等のスマートハウス機器、PHVやFCV等の次世代自動車の普及促進を図るための補助金を交付しました。(事業費3549万円)
▼スクールアシスタント事業
コロナ対策及び教職員の負担軽減のため、スクールサポートスタッフを増員しました。(事業費1億3664万円)
▼国際・全国大会推進活動事業
「みるスポーツ」を推進するため、オリンピック関連事業や全国大会等を実施しました。(事業費2600万円)
▼その他の事業
・民間保育所等施設整備補助
・錦町児童クラブ新設
問合せ:財政課
【電話】71-2275
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