■「被害妄想」の種類別対応
被害妄想は、症状の種類によって対応方法も変わります。対応の仕方を間違えると、被害妄想を助長させてしまうこともあります。
1.見捨てられ妄想
他人に嫌われていると一方的に思い込んでしまう症状です。しっかりと話を聞き、認知症の人の気持ちを受け入れることが大切です。本人の得意なことを通して、自尊心を保てるようアプローチしましょう。
2.嫉妬妄想
自分は必要とされていないと思い込む症状です。本人の気持ちをしっかりと聞き、受け入れることが大切です。本人にも役割を与え、家族にとって必要な存在であるという自己認識を促しましょう。
3.幻覚
見えないものが見えたり、人の声が聞こえたりするような症状です。本人の気持ちに寄り添っていくことが重要です。本人の話を聞きながら少しずつ話題をそらしていくことも効果的です。
一人で抱え込まず「認知症カフェ(オレンジカフェ)」などに参加し、日頃の悩みを打ち明けましょう。
問合せ:高年介護課
【電話】276-6639
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