ユーザー登録
文字サイズ
自治体の皆さまへ

第6回「多賀語ろう会」で研修会(10月17日)〜日野町の取り組みに学ぶ〜

10/36

滋賀県多賀町

中央公民館運営準備部会「多賀語ろう会」では「多賀の食文化」をテーマにした事業計画を検討しています。第6回多賀語ろう会では、今年の1月に日野町で実施された「伝えていきたい日野の味ふるさとの食まつり in 日野」の実行委員会事務局の西河佳子(よしこ)さんと日野町地域おこし協力隊の鵜瀬ゆりさんをお招きして、研修会をおこないました。おふたりからは事業の趣旨が地域の伝統食、行事食、また母から子へと受け継いだおふくろの味の魅力を掘り起こすこと、事業の準備を進める過程で家族や地域の絆が新たに生み出せたことなど、感銘を受けるお話を伺いました。いずれの趣旨も「多賀語ろう会」が新しい公民館で目指そうとしている事業の方向性と同じで、今後に向けて大いに参考になる有意義な研修会となりました。

◆「多賀の食文化」を探る(5)…イタドリ煮
4月から5月頃、道端や土手に生えるタデ科の多年生植物イタドリ。ポンと折って酸っぱいものをそのまま、子どもの頃によく食べました。斜めに薄くスライスして塩を振ってサラダのようにして食べた記憶もあります。広島に住む友人は砂糖をかけて食べたそうです。
10年前多賀町に来て「イタドリ煮」を「多賀ふるさと楽市」で販売しているのを見て、煮て食べることを知り驚きました。酸味やクセがなく、美味しくて忘れられない味になりました。それ以来、各字に聞き取り調査に伺う時は、イタドリの調理方法を必ず聞くことにしています。今まで訪問した萱原・桃原・大杉・甲頭倉では、湯通ししてから水でさらし、酸っぱさを抜き、醤油と出汁で煮るほか、おつゆの具にすると聞きました。また、塩漬け保存してから野菜の少ない冬に塩抜きをして、ニシンや油揚げ、山椒の実や葉と煮るそうです。一部の方からしか聞けていないので一概には言えませんが、煮て食べる方法は知らないという字もありました。
10月に、念願だった「イタドリ煮」の作り方を藤瀬で取材することができました。4月末に採ったイタドリは約半年ぬか漬け保存しており、ぬかを洗う作業から密着しました。1日で完成すると思っていたら、塩抜きに3日間山の谷水にさらし、その後水道水で何度も洗い、一本ずつ硬い部分や柔らかく溶けた部分を取り除きながら薄く切るのに丸1日。一度さっと湯通ししてから、調味料を煮立て干し椎茸とイタドリを入れ10分程。煮すぎて柔らかく溶けないように手際よくおこない、仕上げ前に実山椒を入れて炊きあげていました。5日間の根気がいるていねいな作業と力仕事が、忘れられない味を作っていたと知りました。

「多賀町史編纂(へんさん)を考える委員会」のブログ(龍見茂登子)
http://blog.livedoor.jp/taga_kangaerukai/archives/cat_1149923.html

中央公民館 【有】3-3962 【電話】48-1800 【FAX】48-2363

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

自治体からのお知らせ欄
コメント
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル