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自治体の皆さまへ

人権文化の花を咲かせよう Vol.214

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三重県鳥羽市

■『キッズゲルニカ』

パブロ・ピカソの絵画「ゲルニカ」は、スペイン内戦中の無差別空爆がきっかけとなり生まれました。この作品はキャンバス上に描かれており、運搬することができるため、これまでパリ、ロンドン、ニューヨークなどで展示されています。
キッズゲルニカ国際こども平和壁画制作プロジェクト(以下「キッズゲルニカ」)は、「ゲルニカ」と同じサイズ(3.5m×7.8m)の巨大なキャンバスに、子どもたちがさまざまな技法や材料を用いて平和をテーマとした作品を制作する、国際的なアート・プロジェクトです。「キッズゲルニカ」制作の過程で「ゲルニカ」が誕生した背景に触れ、ワークショップで平和について話し合うことは、異文化理解や多文化共生を考えるきっかけとなります。世界中で数多くの作品が制作されることで、地球全体をキャンバスにして、平和の精神を表現しています。
冷戦下で東西ドイツを分けたベルリンの壁や、異民族の侵攻などを防ぐために築かれた人口壁・万里の長城など、壁には境界線や隔たりといった意味がありますが、「キッズゲルニカ」もゲルニカと同様に壁ではなくキャンバス上に描くことで、どこでも持ち運び可能となり、「隔たり」を取り除く象徴となっています。私たちが願う平和もまた、国家・人種・宗教・文化などの「隔たり」をなくすところから始まるのではないでしょうか。
今年は戦後77年を迎えます。平和の尊さや反戦の願いは、さまざまな形で若い世代へ託されています。戦争の苦しみを二度と繰り返さないため、また、平和への想いを繋げていくために、平和について考えてみませんか。

問合せ:市民課人権・市民交流係
【電話】25-1126

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