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うちこ往来

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愛媛県内子町

◆大学生と取り戻したかつての光景――臼杵地区住民が十数年ぶりにおねりを奉納臼杵地区の秋祭りが10 月29 日、同地区内の三嶋神社で行われ、10 数年前から途絶えていた獅子舞とおねりが地域住民の手によって奉納されました。同地区では3年前から愛媛大学と協力し、地域の伝統文化である獅子舞とおねりを残す取り組みを続けていました。「学生たちが頑張ってくれたから、自分たちも頑張らなければ」と有志が立ち上がり、念願だった住民の手による復活を果たしました。獅子舞を奉納したのは、臼杵を離れて暮らす大森忍(しのぶ)さんと水田竜一(りゅういち)さん。週2回、地域に戻り練習を重ねました。大森さんは「まだまだ未熟だけど、楽しく舞えた。いつか息子と一緒に舞いたい」。水田さんは「無事に奉納できてよかった」と爽やかな笑顔で話しました。
愛媛大学の井口梓(あずさ)准教授は「感動して涙が出た。これからは、大森さんたちのような『他出子(たしゅつし)』が、ふるさとを支える社会になると思う。そのために必要な地域の一体感の醸成には、祭りが重要な役割を果たす。そういう瞬間に立ち会えてうれしい」と喜びました。

◆米田吉盛が教育にかけた夢と理想その功績を地域に伝える企画展を開催内子町出身で神奈川大学の創立者・米田吉盛(よしもり)氏の功績を称える「米田吉盛展」が11 月12 ~ 19 日、内子東自治センターで開かれました。12 日には開展式が行われ、神奈川大学の内田青蔵(せいぞう)教授が「内子と横浜の町並み――伝統を未来につなげる町づくり」と題して登壇。「内子は外観保存だけでなく、歴史的な建造物を使いながら保存しているのが素晴らしい」と話しました。

◆黄金色に輝く大イチョウの下で「第7回中川イチョウ祭り」「中川イチョウ祭り」(中川自治会主催、上田清則(きよのり)自治会長)が11 月12 日、中川地区内の三嶋神社で行われました。愛媛県指定天然記念物でもある「乳出(ちちで)の大イチョウ」の紅葉と祭りを楽しもうと町内外から約250 人が参加。伝統芸能の中川万歳の一つ「恵比寿大黒舞」を見ながら、銀杏が入った山菜おこわや餅・せんべいの他、鮎や手打ちそばなどの地元料理に舌鼓を打っていました。

◆生まれ変わった古民家にあがる歓声町並保存地区に新しく2つの宿がオープン
元地域おこし協力隊で合同会社アソビ社代表の山内大輔(だいすけ)さんは11 月3日、古民家ゲストハウス& バー「内子晴れ」をオープンしました。同施設は、賛同者から寄付を募るクラウドファンディングを活用した他、町内外の仲間や職人が作業を手伝うなど、多くの人々の協力によって完成。11 日に開かれた完成パーティには、関係者らが駆け付けて喜びを分かち合いました。
9日にはNPO 法人ProjectA. Y(プロジェクトエーワイ)(大西啓介(けいすけ)理事長)が運営する「織(おり)」がオープン。内覧会を開きました。同施設は、外国人観光客の消費需要などを取り込むため、国の商店街集客力向上支援事業などを活用し、古民家をインバウンド対応の宿泊施設に再生した1組限定の宿です。大西さんは「内子の宿の新しい形を目指した。消費額や滞在時間に効果が波及すれば」と期待を寄せました。

◆自転車で秋の内子路を満喫「サイクリングガイドツアー」
自転車に乗って内子町内を楽しむ「サイクリングガイドツアー」が愛媛サイクリングの日の11 月12 日、天神産紙工場や内子座などを巡るコースで行われました。各目的地では、地域の魅力を知る体験メニューや案内人の説明があり、参加者は内子町の魅力を再確認していました。稲田彩芭(いろは)さん(内子小5年)は、「天神産紙工場の和紙で鶴を折ったのが楽しかった」と笑顔でした。

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