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[特集]未来へつなぐ福島の伝統的工芸品(1)

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福島県

古くから受け継がれる伝統的な手法により、職人の手で一つ一つ丁寧に作り上げられる伝統的工芸品。県内の伝統的工芸品や後継者の確保・育成に向けた県の取り組みなどを紹介します。

■伝統的工芸品とは
国指定伝統的工芸品とは、昭和49年に制定された「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(通称:伝産法)」に基づき、経済産業大臣が指定した工芸品をいいます。
また、地域に根付いた伝統的工芸品を振興するため、「福島県指定伝統的工芸品」として県が指定した工芸品もあります。
[国の指定要件]
(1)主として日常生活の用に供されるものであること。
(2)その製造過程の主要部分が手工業的であること。
(3)伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。
(4)伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。
(5)一定の地域において少なくない数のものがその製造を行い、またはその製造に従事しているものであること。
※「福島県指定伝統的工芸品」は国の(5)(規模要件)を除いたものとなっており、小規模の伝統的工芸品も指定しています。

■県内にはどんなものがあるの?
県内には、漆器、陶磁器、木工品、織物、和紙など40品目の伝統的工芸品があります。次に掲載している工芸品のうち、皆さんはどれくらい知っていますか?

◇国指定伝統的工芸品(※下記5品目は県指定伝統的工芸品の指定も受けています。)
・大堀相馬焼(浪江町)
・会津塗(会津若松市・喜多方市)
・会津本郷焼(会津美里町)
・奥会津編み組細工(三島町)
・奥会津昭和からむし織(昭和村)

◇浜通りの県指定伝統的工芸品
・いわき和紙(いわき市)
・いわき絵のぼり(いわき市)
・日本甲冑(相馬市)
・相馬駒焼(相馬市)

◇中通りの県指定伝統的工芸品
・土湯伝統こけし(福島市)
・福島だるま(福島市)
・上川崎和紙(二本松市)
・二本松万古焼(二本松市)
・二本松伝統家具(二本松市)
・獅子頭(二本松市)
・仏壇(二本松市)
・伝統岳こけし(二本松市)
・三春駒(三春町・郡山市)
・三春張子(三春町・郡山市)
・海老根伝統手漉(てすき)和紙(郡山市)
・須賀川絵幟(須賀川市)
・江戸小紋(須賀川市)
・牡丹こけし(須賀川市)
・白河だるま(白河市)

◇会津地方の県指定伝統的工芸品
・起上り小法師(こぼし)(会津若松市)
・会津天神(会津若松市)
・赤ベコ(会津若松市)
・風車(会津若松市)
・会津絵蝋燭(えろうそく)(会津若松市)
・会津慶山焼(会津若松市)
・会津唐人凧(とうじんだこ)(会津若松市)
・会津木綿(会津若松市)
・初音(会津若松市)
・雄国の根まがり竹細工(喜多方市)
・会津桐下駄(喜多方市)
・総桐箪笥(きりだんす)(三島町・会津若松市・会津美里町)
・田島万古焼(南会津町)
・つる細工(只見町)
・金山漆ろうそく(金山町)
・檜枝岐の山人(やもうど)工芸品(檜枝岐村)

【HP】「福島の伝統的工芸品」検索

■伝統工芸・地場産業の後継者確保に向けた県の取り組みは?
県では、県内外で伝統工芸・地場産業について学ぶ学生などを対象とした「福島県クリエイター育成インターンシップ」を実施しています。
県内事業者とのマッチングにより決定した受け入れ先において、3~14日間の期間で、各事業者が組んだカリキュラムに基づき技術交流や販売などを行います。経験を通して、クリエイターとしてのスキルアップを目指すとともに、学生などと県内事業者とのつながりを作ることで、後継者の確保を図っています。
インターンシップは、令和元年度からスタートし、これまで受け入れた研修生は57人にのぼります。県では、今後も後継者の確保や育成に取り組んでいきます。

問合せ:県庁県産品振興戦略課
【電話】024-521-7296

■知事メッセージ
「伝統」を次世代へつなぐ
福島県知事 内堀 雅雄

県内には、長い歴史と文化に培われた漆器や陶器等の伝統的工芸品が数多くありますが、近年は、安価な代替商品の増加や後継者不足など、多くの課題を抱えています。
県では、ものづくり人材の育成講座である「ふくしまクリエイティブクラフトアカデミー」の開講や、学生等を対象とした「クリエイター育成インターンシップ」の実施により、伝統的工芸品の未来を担う人材の確保・育成を進めています。
今後も、事業者と連携しながら、県内にあるすばらしい伝統的工芸品を次世代につないでいく取組を進めてまいります。

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