新年のごあいさつ
粟国村長 新城 静喜
あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様には輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。私も、村民の皆様の温かいご支援により、平成20年8月村長就任以来、多くの事業を実施してきましたが全部を申し述べることができませんので、その一端を申し述べたいと思います。老朽化した製糖工場の新設や幼稚園・小中学校舎の新築・東ふれあいセンターの新設・パークゴルフ場の開設・敬老会での80歳以上の高齢者への1万円の祝い金支給・自動車のフェリー運賃の半額・島内周遊バスの運行やデマンドタクシーの運行・学校給食費の無料化など多くの事業を実施してまいりましたが、予算を確保するにあたり、議会で賛成・反対などいろいろな意見がありますが、多くの村民の皆様のご支援により事業を実施することができました事に対し、大変感謝申し上げます。さて、昨年の世界の政治情勢はイギリスのEU離脱の騒ぎやヨーロッパにおける極右政党の台頭・不安定な中東情勢・香港での大規模なデモ等何が起こるかわからない状況だと言われています。国内においては新天皇陛下の即位により年号が平成から令和かわり・経済では観光客の増加などにより、景気全体としては改善しつつあるように思われます。沖縄県においても建設ラッシュが続き、本村においても、公共事業で工事を進めようとしても建設業社の確保難しい状態が続いているところです。今年度は650トン以上の新造船が7月から就航を予定していますので、村民や関係者の皆様と共に就航記念式典及び祝賀会を開催し就航をお祝したいと思います。また、防粟国村長新城 静喜令和2年新年のごあいさつあけまして おめでとうございます令和2年1月号(2)災機能に優れ多様化する村民ニーズに対応できるよう行政・情報・交流の中心として、村民に愛され、親しまれる新しい庁舎を本年度から建設いたします。現在まで、歯科医師のいない状態続いていましたが本年度より、仮説の場所で歯科診療を行いながら、歯科診療所の建設も進めていきます。また、村民が住み慣れた島で安心して暮らし続けることができるよう子育てや教育、住環境及び医療等における不利益を克服し、快適に暮らせるよう生活基盤を充実させていきます。次に、循環型社会を実現する為に、粟国島循環型食料生産システムを本年度から5カ年かけて仕組みを構築し、野菜や魚類等の多様な食料を安定的に生産する仕組みを作ります。その為に必要な電機等のエネルギーはバイオマス発電プラントを導入し、島内資源のみを活用する循環型社会の実現に取り組みます。そのほかにも、今後とも、中学生を対象に国際交流支援事業を行っていきます。著しく国際化が進む社会において、資源の乏しい本村では、国際性に富んだ人材を育む環境づりは重要な課題であるとの観点から毎年実施しているところです。海外ホームステイを行うことにより、異文化の理解や語学力向上、学習意欲の高揚を図ります。また、航空交通の基盤強化及び航空路線の安定化に向け、関係者との調整、合意形成を図りつつ、空路の早期運航に取り組んでまいりたいと考えております。また、船舶につきましては、外海が運航可能にもかかわらず粟国港湾内のうねりが原因で欠航、繰り上げ出航が相次いでいる事を解消するために、現在工事中ですが、早期に実現出来るよう積極的に取り組んでまいります。また、島内での移動の利便性向上等を図るために、地域公共交通確保維持改善事業を引き続き、実施してまいります。
令和2年も各種福祉事業や生活環境の整備・幼稚園や学校教育の充実など教育文化の向上・産業振興等に積極的に取り組み、様々な行政課題に対応しながら、豊かで活力に満ちたむらづくりを目標に取り組んでまいりますので、村民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。結びに本村の限りない発展と村民の皆様の益々のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。
令和2年 元旦
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