健康 11月14日(金)は世界糖尿病デー

糖尿病は、血液中の糖の濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気で、自覚症状がないまま進行します。進行すると、網膜症・腎症・神経障害の「三大合併症」を引き起こす他、心筋梗塞や脳梗塞などの病気になる恐れが高まります。糖尿病を予防するために、できることから始めましょう!

■食事・運動・体重管理・禁煙など生活習慣の改善がカギ!
◇1 バランスの取れた食事
野菜や魚、豆類などを中心とした食事を心掛け、糖分や脂肪分の多い食品を控えめにしましょう。1日3食を規則正しく食べることや、間食は健康に良いものを選ぶことが大切です。

◇2 適度な運動
週に150分以上の有酸素運動(ウオーキング、ジョギング、サイクリングなど)を目標に、少なくとも週3日、できれば毎日運動しましょう。筋力トレーニングも取り入れると効果的です。階段を使う、歩く距離を増やすなど、日常生活のなかで体を動かす機会を増やしましょう。

◇3 体重管理
健康的な体重を維持すること、特に腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上となる腹部肥満を避けることが、糖尿病予防につながります。

◇4 禁煙
喫煙は糖尿病のリスクを増加させるため、禁煙をお勧めします。禁煙するためには、禁煙する理由を明確にし、開始日を決め、吸いたい気持ちの対処法(ガムをかむ、歯磨きなど)を練習するなど、準備が大切です。

■専門の先生からのコメント
社会医療法人誠光会 淡海医療センター 糖尿病センター 糖尿病・内分泌内科
センター長 関根理(おさむ)さん
糖尿病は、誰もがかかる可能性のある、自覚症状の分かりにくい病です。進行すると合併症が出現する恐れがあります。今、自分自身の体調、確かめてみませんか。
健康診断を積極的に受けて、近くの病院を受診しましょう。

問合せ:健康増進課(2階)
【電話】561-2323
【FAX】561-0180