くらし 第38回 津山(まち)づくりミーティング

■初出荷から10周年「つやま和牛」のこれから
8月28日、つやま和牛の肥育農家3人が、課題や今後に向けた思いについて市長と意見交換しました。

◇厳しい飼料代の高騰
参加者:飼料代の高騰は深刻な課題。米の価格が高騰している影響で、牛の飼料として使う米の生産をやめ、食用の米に切り替える農家が増えることで、飼料代がさらに高騰するのではないかと心配している。また、飼料用米などの稲わらが減ることで、稲わらを牛の飼料や牛舎の敷き材に利用し、畜産で発生した堆肥を水田に還元する「耕畜連携」の取り組みにも影響が出るのではと危惧している。米の価格が見直されるのは、農家にとっては良いことなのだが。

◇地域の人に愛されるつやま和牛に
参加者:SNSでの発信などにも力を入れ、たくさんの人につやま和牛を愛してもらえるよう頑張っていきたい。
全国的にも珍しい、親牛の雄牛も雌牛も地元生まれ地元育ちのつやま和牛が育ってきている。これからも安心安全な牛を育てていきたい。
地域の皆さんにも日常の食卓で味わってほしい。そのためにもコストを下げながら良い牛を育てられるよう努力していく。
市長:皆さんが直面する課題と向き合いながら「牛肉のまち津山」を一緒に盛り上げていく。

問合せ:秘書広報室
【電話】32-2029