子育て 那珂川市の学校教育

令和7年度に文部科学省が実施した「全国学力・学習状況調査」の結果から那珂川市の小・中学生の状況をお知らせします。
(調査結果は、教育活動の成果の一部であり、すべての成果を表すものではありません。)

◆全国学力・学習状況調査の状況(全国・県との比較・経年変化)
◇「全国の平均正答数を100とした数値の全国・県との比較」
→令和7年度は、小中学校ともにすべての教科区分で全国平均、県平均を上回っています。

◇「全国の平均正答数を100とした数値の経年変化」
→小学校および中学校が、ここ数年、すべての教科区分で全国平均を上回っています。

◆教育委員会、学校の学力向上に向けた取り組み
◇教育委員会では
・那珂川市学力向上検証部会を設置し、市全体の学力分析をもとに、すべての子どもの学力向上に向けた効果的な取り組みや授業改善の在り方の検討を行い、市内の小中学校と共有しています。
・ICT機器を最大限に活かしながら、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげていきます。

◇学校では
・那珂川市学力向上検証部会を設置し、市全体の学力分析をもとに、すべての子どもの学力向上に向けた効果的な取り組みや授業改善の在り方の検討を行い、市内の小中学校と共有しています。
・ICT機器を最大限に活かしながら、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげていきます。

◆子どもたちの生活・意識
Q 授業で、PC・タブレットなどのICT機器をどの程度使用しましたか

Q 分からないことがあった時に、ICT機器を活用してすぐ調べることができますか

小学校・中学校ともに、全国や県と比べて、ICT機器の使用頻度や使用に対する自信が高くなっていす。
→本調査における文部科学省の分析では「、ICTを活用する自信」と「探究的な学び」について、次のことが述べられています。
(1)「ICT機器を活用することができる」と考えている子どもについて分析すると、各教科の正答率・スコアが高い傾向が見られます。
(2)ICT機器を活用する自信がある子どもほど、探究的な学びに取り組んだと回答している傾向が見られます。

◆ICT教育と未来の子どもたち
socitey5.0と呼ばれるデジタル社会を生きる子どもたちにとって、パソコンやタブレットは、鉛筆やノートと同じ大切な道具です。GIGAスクール構想により、本市の子どもたちも一人一台端末を持つ時代となりました。
ICTを活用した教育は、すべての子どもたちの可能性を広げ、一人一人に最適な学びを提供します。特別な支援が必要な子どもたちにとっても、学習の機会を大きく広げることにつながります。ICT教育の目的は、単に機器の操作を覚えることではなく、ICTを「使いこなす力」を身に付けることです。
プログラミングを通じた論理的思考力の育成、デジタルツールを使った創造性の表現、そして、インターネットを安全に利用するための情報モラルやリテラシーの習得を目指します。
ICT教育は、子どもたちが変化の激しい時代をたくましく生き抜き、未来社会を自ら創っていくための羅針盤です。本市では、子どもたちの未来を担う力を育むため、今後もICT教育の推進に努めてまいります。

問い合わせ:那珂川市教育委員会 教育部 教育指導室
【電話】953-2211(内線264)