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自治体の皆さまへ

[特集]子ども・子育て支援 子どもが豊かに育つ三重へ!

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三重県

我が県でも人口減少が進むなか、未来を担う子どもを守り育てる環境の整備は待ったなしです。三重の子どもが生き生きと、伸び伸びと育っていけるよう支援しています!
三重県知事 一見 勝之

■子どもを支えていきましょう!
少子高齢化や生活スタイルの変化などの影響で地域のつながりの希薄化が進む現代社会において、子どもが安心して伸び伸びと自らの力を発揮できる場が減少しています。私たち大人が、子ども一人ひとりの成長を温かく見守り、支えていきましょう。

◆「子どもの居場所」づくりを応援しています
「子どもの居場所」とは、家でも学校でもなく、子どもたちが気軽に集え、安心して過ごすことができる場所のこと。

子どもや家族からのSOSが察知できる
子どもの孤食や孤立が防げる
多世代交流につながる など、
「子どもの居場所」は、身近な地域での子ども・子育て支援の場になっています。

▽「子どもの居場所」の活動事例
・子ども食堂
地域の子どもやその保護者、住民を対象として、無料または低額で食事を提供する食堂です。
子どもが一人でも来ることができ、安心して過ごせる場所を提供しています。

・学習支援教室
さまざまな事情により、家庭での学習環境が十分ではない子どもを対象に、教職員経験者や学生ボランティアなどが行う、無料または低額での学習支援活動です。

・フードパントリー
子育て世帯やひとり親世帯など、さまざまな理由で食品や日用品の入手が困難な方に対して、企業や団体、地域住民などから提供を受けた食品や日用品などを無料で配布する活動です。

各運営者の創意工夫により、多様な活動が展開されています。

子どもの居場所の数(県内)
※「NPO法人むすびえ」および県調査(2022)

県では、身近な地域で子どもの育ちを支援するため、地域の「子どもの居場所」づくりや、「子どもの居場所」運営者が活動を継続していけるよう、応援しています。

「子どもの居場所」の支援に関する情報を掲載しています!
詳しくは「三重県 子どもの居場所支援」で検索

問合せ:子ども・福祉部 少子化対策課
【電話】059-224-2057【FAX】059-224-2270【E-mail】shoshika@pref.mie.lg.jp

◆「子どもの学びや体験の機会」を創出しています
みえ次世代育成応援ネットワーク
令和5年度子どもの会社見学
オシゴトチャレンジ ミエキッズ
県では、子どもの豊かな学びや体験の機会をつくるため、「子どもの会社見学」協力企業(みえ次世代育成応援ネットワーク加盟企業)と、参加希望施設・団体をマッチングしています。

「子どもの会社見学」に参加希望の子どもと関わる施設・団体は、応募フォームよりご応募ください。
対象:幼稚園、保育園、学童保育、放課後等デイサービス、児童福祉施設、子どもの居場所団体 など

▽会社見学の例(令和4年度実績)
地域の良さに触れることで、地域への愛着を育みます。

○企業への訪問
株式会社伊勢福×神宮五十鈴川幼稚園
見学内容:
・おかげ横丁の店舗見学
・神恩太鼓の演奏見学
・太鼓演奏体験
・接客体験

○園への出張講座
株式会社山下組×志摩幼稚園
見学内容:
・重機の実演を見学
・重機と写真撮影
・園庭や砂場で重機のラジコンを操作体験
・ドローンで記念撮影

問合せ:みえ次世代育成応援ネットワーク事務局(子ども・福祉部少子化対策課内)
【電話】059-224-2057【FAX】059-224-2270【E-mail】jisedai@pref.mie.lg.jp

■「ヤングケアラー」を知っていますか?
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと。

例えば、こんな子どもたちです。
・障がいや病気のある家族に代わり、食事の準備や掃除、洗濯といった家事をしている。
・目の離せない家族の見守りやきょうだいの世話、感情面のサポートをしている。
など

家族の手伝いや手助けをするのは、ごく普通のことだと思うかもしれませんが、年齢や成長度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、
・勉強する時間が取れない
・友人と遊ぶことができない
・睡眠が十分に取れない
など、子どもの育ちに影響が出てくる可能性があります。

◆子どもが自ら支援を求めることは難しい!
・家庭内のデリケートな問題である。
・本人は、現在の状況が当たり前だと思っている。
・家庭のことをあまり知られたくないと思っている。
・本人や家族に自覚がないなどの理由から、支援が必要でも表面化しにくい。
など
→「ヤングケアラーの早期把握」や「切れ目ない支援体制の充実」が必要。

▽県の取り組み
・関係者向けの「研修会の開催」「支援ハンドブックの作成」。
・県民の皆さんに理解を深めていただく「出前トークの実施」。

▽県民の皆さんへのお願い
・身近に、「ヤングケアラーかも」と感じる子どもがいたら、まずは寄り添って話を聞いてあげてください。
・サポートが必要な場合やどうすればよいか分からないときは、市町の児童福祉担当課へご相談ください。

問合せ:子ども・福祉部 子ども福祉・虐待対策課
【電話】059-224-2883【FAX】059-224-2270【E-mail】kodomok@pref.mie.lg.jp

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