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みえの未来につながる力

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三重県

人口減少対策に取り組み、三重で元気に活躍する人・団体をご紹介!

◆訪れる人と地域をつなぎ良好な関係づくりを推進!
NPO法人おわせ暮らしサポートセンター/理事長
シェアスペース土井見世/管理人
木島 恵子(きじまけいこ)さん 尾鷲市

▽尾鷲への移住のきっかけは、地域おこし協力隊
関東の都市部で生まれ育ったので、子どもの頃から田舎への憧れと古民家や古物に興味がありました。大人になってからは二地域居住がしたくて、平日は東京で働き、週末は地方へ出かけては空き家を探す日々。そんななか、尾鷲市で築88年の古民家に住みながら空き家バンクを運営し移住定住を促進するという地域おこし協力隊の募集を見つけ、魅力を感じ、全くご縁のなかった地域でしたが応募をしました。

▽移住だけではなく、つながりを持つことも大切なこと
地域おこし協力隊を退任した現在は、市の登録有形文化財「見世土井家(みせどいけ)住宅」を借り受け、シェアスペース土井見世という形で管理運営をしています。
人口増というと、移住や定住にフォーカスされがちですが、私は移住前の交流ってすごく大事だと思うんです。例えば、尾鷲に移住するにしても、何回か遊びに来たり、泊まったりして、尾鷲での暮らしぶりや地域の人を知ることが出来たらお互い安心ですよね。それで移住に結びつけば良いですし、そこで移住とはならなくても尾鷲と交流を持つ人が全国に増えれば、そのつながりからまた違う人が尾鷲に訪れたりと、新たな出会いが生み出されていきます。もし災害が起きても、助けてくれる人が市外や県外にたくさんいてくれると思うと心強いですよね。そういう思いでシェアスペース土井見世では、尾鷲の外から訪れる人と地元の人をつなぐマッチング活動や交流イベントなども開催しているんです。

▽人と人、人と地域をつなぐ楽しい日々
今までに、オンラインで異なる職種や年齢の人が集まって意見を出し合うイベントや、尾鷲出身の大学生と都内から来た大学生が一緒に空き家の片付けや古物市を開催するイベントなど、交流を通して、人と人、人と地域をつないできました。そういう場があると、県外から訪れる人にとっては尾鷲を知るいい機会になりますし、地域の人も訪れた人から尾鷲の良さを聞かされたりして、あらためて地域の魅力を再認識しているようです。尾鷲は都市部にはない、山と海、そして人が暮らすエリアが一体となった素晴らしい風景がある場所なんですよ。そんな場所で人と人がつながったり、いろんな魅力に出会えたりするのも、この活動の醍醐味(だいごみ)です。このまちと人と出会えて、本当に良かったなと感じています。

◆三重で暮らそう!
県外からのU・Iターン移住をお手伝いしています!
詳しくは「ええとこやんか三重」ホームページをご覧ください。
「三重県移住・交流ポータルサイト」
「ええとこやんか三重」で検索

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