こんなにあるんだ!三重の鉄道 連載第4回(全9回)

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■(JR東海協力)新幹線からローカル線まで幅広く手がけるJR東海(東海旅客鉄道)
JR東海は、県内では「関西本線」「紀勢本線」「名松線」「参宮線」の4つの路線を有しており、名古屋と伊勢・鳥羽地域や東紀州地域などを結ぶ鉄道網として大きな役割を担っています。また、東京・大阪間を結ぶ日本の交通の大動脈である東海道新幹線を運営しています。
名古屋から東紀州地域へは、これまではディーゼルカーの特急車両キハ85系(ワイドビュー「南紀」号)が運行していましたが、昨年の7月1日からHC85系(特急「南紀」号)が導入されました。この車両は、ハイブリッド方式の鉄道車両※として国内初の最高速度の時速120kmを実現。静粛性や乗り心地も向上しています。
※エンジンで発電した電力と蓄電池にためた電力を組み合わせてモーターで走行

■ここに注目!JR東海
▽紀伊長島駅～新宮駅でサイクルトレインが運行!
JR東海では、紀勢本線でサイクルトレインの実証実験を実施してきました。これまでの検証結果を踏まえて、下記のとおり区間が拡大されますので、ぜひご利用ください。
期間：(土日祝などに限定)令和6年10月～令和7年2月
対象区間：紀伊長島駅～新宮駅
対象列車：紀勢本線のすべての普通列車(特急「南紀」号は対象外)

▽熊野古道　世界遺産登録20周年!
県では熊野古道世界遺産登録20周年記念事業の一環として、特急「南紀」号の到着時刻に合わせて、峠の登り口までのシャトルバスを運行する予定です。また、特急「南紀」号には、熊野古道をイメージしたヘッドマークを装着します。この機会に鉄道とバスを利用して、熊野古道へ訪れてはいかがでしょうか。

問合せ：地域連携・交通部　交通政策課
【電話】059-224-2622【FAX】059-224-2219【E-mail】kotsu@pref.mie.lg.jp