文字サイズ
自治体の皆さまへ

おいでよ、ふるさとの森!(3)

3/22

三重県いなべ市

◆ゲーム感覚で自然探索!イナッチュクエスト
「イナッチュクエスト」は、スマートフォンアプリを使っていなべ市の自然を観察・記録する、市民参加型の生物調査プロジェクトです。ゲームのように楽しみながら自然への関心を深め、次世代に自然を引き継ぐことを目的としています。

〈step1〉
いきものコレクションアプリ「Biome」を端末にインストール
〈step2〉
いなべ市のさまざまな場所(山・森・河川など)に行く
〈step3〉
クエスト内容に沿って生き物を撮影して投稿!

《プロジェクトの企画者》
▽自然と関係を持ち続けられるように
京都産業大学大学院 辻野建貴さん
僕は子どもの頃、自然が大好きでした。よく外で生き物探しをしていましたが、中学生や高校生になると部活や勉強で忙しくなり、段々と自然と触れ合う機会が減っていきました。そんな経験から、大学では市民科学に基づいた生物調査に注目し、どうすれば人と自然が関わり続けられるかを研究するようになりました。
イナッチュクエストは、いなべ市と京都産業大学と株式会社バイオームが協力して行う市民参加型の生物調査プロジェクトです。スマートフォンを使って楽しみながら生物調査を行い、自然を身近に感じてもらうことを目指しています。生き物に対する知識の差があっても、アプリがその差を埋めてくれるので、子どもたちが生き物に興味を持つきっかけとしても効果的です。特にふるさとの森は、エリアがはっきりと分かれていて、さまざまな生き物を見つけやすい面白い場所ですね。大人も子どももゲーム感覚で楽しんでもらい、いなべ市の持つ貴重な自然資源への関心を深めてもらいたいです。

《体験者の声》
▽生き物の知識がなくても楽しい!
スマートフォンを通じて簡単に生き物の生態を知ることができるので、親子で楽しみながら学べると感じました。実際に川で捕まえたヤゴを撮影した時に、成体になったトンボの写真が出てきて驚きました。素人にはヤゴの段階で何のトンボになるのか分からないので、こういった機能で知識の差が埋まるのはとても便利です。
また、子どもたちの中には虫取りが好きな子もいれば、実際に捕まえるのは少し抵抗感がある子もいます。そんな子にとっても、スマートフォンで撮影するだけで生き物の生態が分かるので、より安心して自然と向き合えるアプリだと感じました。

〈秋のイナッチュクエスト〉
9月16日から開始した秋のイナッチュクエスト。「ビギナー編」と「エキスパート編」の2つがあり、ビギナー編は、いなべ市の生き物3種類を撮影するお手軽な内容です。エキスパート編では、撮影するものが指定され、秋らしい生き物やいなべ市特有の生態系に焦点を当てたクエストが楽しめます。
クエストをクリアし、アンケートに回答した人には缶バッジをプレゼント!
詳細はこちら(本紙7ページにQRコードを掲載しています)
「みんなもやってみてね!」

ふるさとの森は、自然の豊かさを体感し学べる貴重な場所です。
自然の大切さを感じながら、四季折々の美しさを楽しみに、ぜひ足を運んでみませんか?

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU