■希望をもって認知症とともに生きるために
「あなたの思いを聴かせてください」
認知症地域支援推進員 三浦浩実さん
令和5年6月に成立した共生社会の実現を推進するための認知症基本法が目指すのは、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことです。認知症の人が尊厳を失わず、自分らしく生きるには何が必要なのでしょうか。私は、周囲の人の関わり方にあると思います。たとえ認知症が進行しても「あなたはあなた」であって、一人の人であることを認め安心感を持たせてくれる。そんな人がそばにいるはずです。認知症と診断され、深い絶望や恐怖を感じている人もいるでしょう。今は困っていなくても早めに私たちに話してください。これからのことを一緒に考えます。
「一人で抱え込まないことが大事なんだね」
ことちゃん いなべ市認知症 応援キャラクター
問合せ:
・長寿福祉課
【電話】86-7819
・いなべ市地域包括支援センター
【電話】86-7818
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