梅林公園のキャンプ場整備など、いなべ市の知名度を高め訪れる人を増やします。また、能登半島地震を契機に防災意識が高まるなか、国の緊急防災減災事業などを活用して備蓄倉庫などの整備に努め、市民の安全と安心につながる投資的予算としました。
当初予算は、一年間(一会計年度)の収入のうち「自主財源(市税など)」と「依存財源(地方交付税や市債など)」を見積った上で、行政上必要な支出の金額をバランスよく計画しています。詳細情報はホームページで確認してください。
※金額は表示単位未満四捨五入のため合計が合わない場合があります。
◆歳入 249億円
〈歳入予算の推移〉
※自主財源…市民税、固定資産税など自主的に収入できる財源
※依存財源…地方交付税、市債、国庫・県支出金など国や県から配分される財源
〇市税(市民の皆さんから)
94億円(前年度5億円増)を計上しました。
個人市民税は1億円の減、法人市民税は7億円の増、固定資産税は1億円の減としました。
〇国庫支出金(国からの補助金など)
34億円(前年度5億円増)を計上しました。
デジタル基盤改革支援補助金、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などによります。
〇地方交付税(国からの配分)
29億円(前年度2億円減)を計上しました。
前年度の法人市民税が増加したことにより、財源不足が改善するためです。
〇繰入金(貯金や他会計から)
26億円(前年度同額)を計上しました。
合併特例債などの借入償還に対応するため、基金(貯金)から一般会計へ繰り入れます。
〇市債(借金)
25億円(前年度同額)を計上しました。
インフラ施設などの整備事業の財源として借り入れます。
◆歳出 249億円
〈性質別歳出予算の推移〉
※義務的経費…支出が義務付けられ任意に削減できない経費。人件費、扶助費、公債費の3つ
※投資的経費…支出の効果が資本形成に向けられ、施設など将来に残るものに支出される経費
〇民生費(福祉に)
79億円(前年度2億円増)を計上しました。
福祉施策の充実や保育所の運営などを行います。
〇総務費(税務や戸籍などに)
32億円(前年度5億円増)を計上しました。
市役所のデジタル化、三岐鉄道北勢線の支援、福祉バスの運行などを行います。
〇公債費(借りたお金の返済に)
32億円(前年度同額)を計上しました。
合併特例債などで借り入れたお金の償還を行います。
〇教育費(学校教育やスポーツ振興などに)
22億円(前年度9億円減)を計上しました。
学校給食無償化や学校でのICT教育の推進などを行います。
〇土木費(道路や公園などに)
20億円(前年度同額)を計上しました。
通学路の安全対策や道路舗装の維持修繕などを行います。
〇商工費(観光などに)
19億円(前年度5億円増)を計上しました。
キャンプ場や観光施設の整備などを行います。
〇衛生費(健康増進やごみ処理などに)
19億円(前年度同額)を計上しました。
ごみ収集や感染症予防などを行います。
問合せ:財政課
【電話】86-7742
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