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令和5年度 行政監査 結果報告

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監査委員が必要と認めるときに、テーマを設定して行う行政監査を実施し、その結果を2月9日に市議会および市長等へ報告しましたので概要をお知らせします。

亀山市監査委員 国分 純
同 草川 卓也
同 峯 裕

◆監査のテーマ
債権管理および収納率向上の取り組みについて
(鈴鹿亀山地区広域連合から受託した介護保険料の賦課徴収事務を含む。)

◆監査の目的
地方公共団体の債権(介護保険料を含む)には、公法上の債権と私法上の債権があり、それぞれの所管課において債権管理を行っているところである。収入未済額の滞納整理事務を中心とした事務処理が関係法令等に基づき適正かつ効率的に執行されているかはもとより、各所管課が具体的にどのように債権管理を実施しているのか、また、庁内の連携や情報共有がなされているかなどの観点から監査を実施することにより、今後の適正な収入未済額の債権管理に資することを目的とする。

◆監査の実施日
令和5年11月17日

◆監査の着眼点
(1)債権の発生
債権は債権管理台帳等の記録により適正に管理できているか。

(2)債権の滞納整理
債権は督促、催告、滞納処分や執行停止などの手続きが随時、適正に行われたか。

(3)債権の消滅
不納欠損処分は、随時、適正に行われたか。

◆監査の対象部署および対象事務

◆監査委員の意見
複数の債権を一元化して徴収する「公金債権回収の一元化」に取り組む市町が増えてきている。特に、強制徴収公債権についての徴収業務を集約することは、人員配置や専門的知識の獲得に配慮が必要ではあるが、適切な滞納処分が期待できる非常に有効な取り組みである。また、滞納者にとっても、納付相談や手続きなどが1つの窓口で済むことは、大きなメリットになると考える。このようなことから、所管課の債権管理の課題を整理し、全庁的な問題意識の共有のもと、「公金債権回収の一元化」を検討されたい。

問合せ:監査委員事務局 監査グループ
【電話】84-5051

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