現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかると言われています。
がんは、すべての人にとって身近な病気です。しかし、ひと口にがんと言っても、その病状や経過はがんの種類やがんが見つかったときの状態などによって異なり、人によってさまざまです。
市では、令和6年4月から、がん患者の身体的・経済的な負担を軽減し、在宅における療養生活の質の向上を図ることを目的に、がん患者支援事業を開始しました。
本事業では、がん患者の皆さんとその家族が自分らしく安心して日常生活を送ることができるよう、次の支援を行います。
なお、各事業の提出書類は市ホームページからダウンロードできます。
■がん患者医療用ウィッグ等購入費支援事業助成金
がんの治療を受けている人の外見の変化などによる心理的負担等を軽減すること(アピアランスケア)を目的に、医療用ウィッグや乳房補正具などの購入費用を助成します。
■AYA世代(※)等のがん患者に対する在宅療養支援事業
40歳未満のがんの末期状態と診断された人および家族が、住み慣れた自宅で自分らしく安心して日常生活を送ることができるように、在宅での療養を希望するがん患者に対して、在宅での生活支援に係る費用を助成します。
※AYA(アヤ)世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)のことをいい、15歳~39歳の人があてはまります。本事業では対象者の年齢を拡大させ、0歳~39歳までの人を対象としています。
■骨髄移植ドナー支援事業助成金
骨髄移植を必要とする人を1人でも多く守るため、日本骨髄バンクにドナー登録し、骨髄や抹消血管細胞の提供を行った人と、その人を雇用している事業者を対象に助成金の交付を行います。
申請先・問合せ:健康政策課 健康づくりグループ(あいあい)
【電話】84-3316
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