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輝き人生(ライフ)

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このコーナーではきらりと輝きながら活躍する市民を紹介します。

■仲間と過ごした3年間は一生の宝物
◇水野 陸翔(みずのりくと)さん
(阿野田町)

全国の高校球児が目指す夢の舞台「甲子園」。8月に開催された「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」に三重県代表として出場した三重県立いなべ総合学園高等学校野球部は、沖縄尚学(沖縄県代表)と対戦しました。
今回はその試合で先発投手としてマウンドに立った本市出身の水野陸翔さんにお話を伺いました。

〇野球を始めたきっかけは?
小学2年生のときに、父親と一緒に市内の少年野球チームに参加したことがきっかけです。最初は、内野手としてプレーしていましたが、5年生の頃から投手として投げ始めて、6年生のときに初めて公式戦で登板したことを覚えています。

〇投手としての自分の強み、また、「二枚看板」と言われた高田投手とのエピソードを教えてください
自分の持ち味は、「コントロール」と「緩急の使い分け」で、それを生かして相手打者を抑えたときは、自分のペースで試合ができていると感じます。
高田投手は、お互い切磋琢磨するライバルでしたが、春から夏にかけて、その存在を越えて、信頼できる最高の仲間になっていきました。

〇甲子園に出場した感想は?
幼いときから夢見てきた大舞台で、会場に入った瞬間、すべてのものがキラキラ輝いていました。その中でも、ベンチにいる選手を含めて皆が笑顔で前向きな声を出してくれて、一緒に戦っている雰囲気を作ってくれたおかげで、緊張することなく、全力を出して投げ切ることができました。ゲームセットの瞬間は、悔しい気持ちもありましたが、3年間一緒に戦ってきた仲間と野球ができるのはこれが最後なんだという感情の方が強かったです。

〇家族や恩師への感謝の思い
ここまで野球を続ける中で、いつもサポートしてくれた家族には感謝しています。また、中学時代に指導していただいた村田先生には、基本動作やピッチングなど野球の基礎をすべて教えていただきました。そして、高校の尾崎監督からは、ピッチングの幅や打者との駆け引きなど自分の持ち味を引き出す指導をいただけたことに感謝しています。今回の出場で、親孝行と恩返しが一つできたかなと思っています。

〇今後の目標について
今後の進路については、大学に進学して、そこで体づくりをしっかり行い、将来は、プロ野球や社会人野球に挑戦したいです。
野球に打ち込んで仲間と過ごした高校生活3年間は、自分の一生の宝物です。野球は自分が輝ける場所だと思っているので、これからも野球と向き合い、一生懸命努力していきたいと思います。

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