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かめやま教育通信 第81回

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~学校・家庭・地域が一体となって、子どもたちの「生きる力」を育みましょう~

学力には、テストの点数などで測ることができる「認知能力」と、「生きる力」のように数値で測ることができない人間力を表す「非認知能力」があります。
「非認知能力」は、「(1)粘り強く取り組む」、「(2)やり方を調整し工夫する」、「(3)円滑なコミュニケーションをとる」という3つの要素からなり、「認知能力」とともに、「非認知能力」を豊かにすることも求められています。
これからの教育では、2つの能力をバランスよく育成していくことが重要であり、それらを育成するためには、学校や家庭、地域との関わりが重要です。

■本年4月に市内の小学6年生・中学3年生を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果(抜粋)
◆国語、算数・数学、英語の平均正答率
国語では、文章を書くことに重点をおいて学習に取り組んだ成果が見られました。一方、算数・数学では、グラフを読み取ったり、2つの数がともなって変わる関係を考えたりすることに課題が見られました。

▽小学校

▽中学校

◆児童・生徒の学習習慣や生活習慣
「今住んでいる地域の行事に参加している児童・生徒」や「学校に行くのが楽しいと感じている児童・生徒」の割合が全国平均と比べて高くなっています。令和4年度も全国平均を上回っており、自分の住んでいる地域に愛着があることや、楽しみながら学校生活を送っている児童・生徒が多いことがうかがえます。学校や地域との関わりの強さは「非認知能力」の育成と直結します。
一方、「休日、1日あたり勉強をする時間が1時間より多い児童・生徒」の割合が全国平均と比べて低くなっています。勉強をする時間が短い児童・生徒の方が、教科の平均正答率が低い傾向が見られ、生活習慣と学力には強い相関関係があると言えます。子どもが主体的・計画的に学習できるよう、学校と家庭が一体となって、学習習慣の確立に向けて取り組む必要があります。

▽今住んでいる地域の行事に参加している児童・生徒の割合

▽休日、1日あたり勉強をする時間(※)が1時間より多い児童・生徒の割合

※学習塾、家庭教師、インターネットを活用して学ぶ時間も含む。

■子どもたちが学力(認知能力、非認知能力)を身に付けるために

問合せ:教育委員会事務局 学校教育課 教育支援グループ
【電話】84-5076

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