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かめやま見てある記

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■ツバメ
暖かい陽気の時季になると、勢いよく飛び交う夏の使者「ツバメ」を見掛けます。「あー、ツバメの来る時季か」と眺めています。

ツバメは額と喉の赤茶色の羽毛が特徴です。また、長い尾も特徴で、燕尾服は後ろの裾が長く、その形がツバメの尾に似ていることが、名前の由来になっています。

関町中町地区で商売を営む坂口さん宅は毎年ツバメの宿となっており、ご家族はこの時季になるとツバメの飛来を心待ちにされています。

お話を伺ったこの日、お店の軒下ではツバメが巣作りの真っ最中で、「毎年来てくれていて、今年は3月中頃に来ました」、「ここで育ったヒナが帰って来たのかと思うと家族を迎える気持ちで嬉しいです」とにっこりされる。

「健康を運んで来てくれて、お客さんも呼んで来てくれます」と巣に目を向けて話されました。

巣を見ると、お椀形に土で固められて上手くできている。ツバメが交互に巣に入り、出来具合を確認している。「チュルル、チュルルル」とツバメ言葉で会話している。

お店に訪れた人も「ツバメさん、こんにちはー!」と手を振ってエールを送っている。

ツバメは、益鳥と言われ、農作物に付く害虫を食べてくれるありがたい存在である。

ツバメが人家に巣を作る習性は、あえて人の目につく場所に作ることで、カラスやヘビなどの外敵からヒナを守り、安心して育てられるからだそうです。

広報サポーター 松村 正さん

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