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かめやま教育通信 第78回

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■子どもたちの主体的・対話的な学びにつながる取り組みを進めています
亀山市学力向上推進計画の目標である『子どもたち一人ひとりの自己実現と10年後にも役立つ「確かな学力」の向上』のため、市内小・中学校では、学校規模に応じて、個別最適で、きめ細かな教育の充実を図っています。例えば、規模の大きな学校では、習熟度別学習やティーム・ティーチングなどの少人数指導の取り組みを進め、また規模の小さな学校では、学びの基礎となる豊かな体験活動の経験を大切にしています。

今求められている「主体的・対話的で深い学び」につながる複式学級指導など、児童・生徒の確かな学力の向上のための取り組みを進めています。また、市が独自に教員を配置し、学校運営協議会や地域の皆さんにもご協力いただき、地域の特色を生かした学びの充実に努めています。

今回は、小規模校ならではの地域の特色を生かした学びの様子の一部をご紹介します。

◆地域の特色を生かした小規模校ならではの取り組み
【学校規模を生かした学習活動】
〇複式学級指導
複式学級(複数学年を1学級で編制した学級)では、直接・間接指導による学習方法で、自分たちで学習を進め、考えを広げ、深めています。
(令和5年度複式校:白川小、加太小、昼生小、野登小)

〇他校との遠隔授業
市内や県外の小学校との遠隔授業の中で多人数相手に説明したり発表したりする活動を通して、相手意識を持ったコミュニケーション力の育成を図っています。

〇地域まちづくり協議会との協働活動
昼生小学校では、地域の一人暮らしの高齢者を訪問する「友愛活動」を子どもたちと地域まちづくり協議会が協働した授業として15年以上続けています。

【地域における体験活動】
〇まち探検
昼生小学校では、地域の人と「まち探検」を行って、地域の歴史や良さを学んでいます。

〇茶摘体験
神辺小学校の茶摘体験では、総合的な学習の時間に、一人ひとりがお茶の葉を収穫して簡易製茶を行い、地域で育てられた新茶の味を楽しみました。

〇梅の収穫
加太小学校では、地域の方に教わりながら梅を収穫し、総合的な学習の時間に自分たちで梅シロップ作りを体験しました。

このような豊かな体験活動が将来の子どもたちの「学び」に効いてきます。異学年との合同授業や複式授業により新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」のための授業改善に取り組んでいます。

◆小規模特認校制度
白川小学校では、小規模特認校制度を実施していて、恵まれた自然環境の中で、少人数による教育を希望する児童を対象に、居住地の学校区を越えての入学や転学を特別に認めています。

問合せ:教育委員会事務局 学校教育課 学事教職員グループ
【電話】84-5075

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