■特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺被害を防ぐために注意すること
・知らない番号や非通知の電話には出ない。
・留守番電話や迷惑電話防止機能を活用する。
・電話で「キャッシュカード」と言われたら、詐欺を疑う。
・SNSやマッチングアプリで知り合った直接会ったことのない人から投資やお金の話が出たら、詐欺を疑う。
・警察官や銀行員と名乗っても、暗証番号は教えない。
・SNSで知り合った人を安易に信用しない。
・SNSで知らない人からグループトークに招待されても入会しない。
・投資を行う際は、個人間での投資委託は避け、信頼できる機関や業者を通じて行う。
・お金を振り込む前に家族や警察に相談する。
◆詐欺の電話は、いつ・誰のところにかかってくるか分かりません
亀山警察署 生活安全課 課長 野田 哲平さん
特殊詐欺は、1本の電話から始まります。被害にあった方々は、特殊詐欺の存在は知っていたものの「自分は大丈夫。だまされるはずはない」と他人事に考えてしまい、詐欺と分からないままだまされています。いつ自分のもとに詐欺の電話がかかってきても、冷静に対応できるようにしましょう。
だまされないためのポイントは、「知らない番号の電話には出ない」、「公的機関の名前を出されても、すぐに信用しない」、「個人情報や暗証番号は教えない」です。不審な電話があっても、すぐには対応せず、いったん電話を切って、家族や警察に相談してください。
◆被害回復をうたう手口で二次被害にあう可能性もあります
鈴鹿亀山消費生活センター 所長 川村 敏正さん
最近、SNSで「もうけ話」として金融商品やサービス等への投資を勧誘され、トラブルとなる相談が当センターでも増加しています。著名人やその関係者を名乗るなど、手口も非常に巧妙かつ複雑化されており、特に高齢者の相談が多くなっています。
SNS型投資詐欺は被害額が高額になりやすく、いったん振り込んでしまうと、被害回復が非常に難しいのが特徴です。不安に思ったら、すぐにご相談ください。
■市民の防犯意識を高めるために活動しています
亀山市防犯委員会は、市内の各地域まちづくり協議会から選出された委員で構成され、各委員が各地区で地域住民を対象に、防犯パトロールや啓発活動、特殊詐欺などの手口とその対策を伝える防犯講座などを開催しています。
亀山地区防犯協会は、亀山警察署をはじめ各機関と連携して地域安全活動を行う団体で、防犯講話、特殊詐欺被害防止声掛け訓練や地域安全ポスター展などを行っています。
また、まちづくり協働課市民協働グループでは、商品やサービスの契約等で困ったときの対処方法やトラブル事例など、消費生活に関する行政出前講座を行っています。
■被害を未然に防ぐため、少しでも「おかしい」と感じたら家族や警察などにすぐ相談しましょう!
◇三重県警察本部 警察安全相談電話
【電話】#9110
【電話】059-224-9110
受付時間:平日 午前9時~午後5時
※祝日・年末年始を除く
※「#9110」は、電話をかけた発信元の地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。県境などでは他県の警察署につながる場合があります。
◇亀山警察署 安全相談係
【電話】0595-82-0110(代表)
受付時間:平日 午前8時30分~午後5時
※祝日・年末年始を除く
◇三重県消費生活センター 消費生活相談
【電話】059-228-2212
受付時間:平日 午前9時~正午/午後1時~4時
※祝日・年末年始を除く
◇鈴鹿亀山消費生活センター
【電話】059-375-7611
受付時間:平日 午前9時~正午/午後1時~5時
※祝日・年末年始を除く
◇消費者ホットライン
【電話】188(いやや)(局番なし・全国共通)
【電話】0570-064-370
問合せ:
・防災安全課 防災安全グループ
【電話】84-5035
・まちづくり協働課 市民協働グループ
【電話】84-5008
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