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9月20日~26日は動物愛護週間です

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静岡県藤枝市

ペットは私たちにやすらぎを与えてくれる、かけがえのない存在です。また、ペットにとっては飼い主が唯一のよりどころです。ペットを正しく最後まで責任を持って飼い続ける覚悟とともに、命の大切さについて考えてみましょう。

■動物の遺棄・虐待・殺傷は犯罪です
ペットは責任を持って飼い、遺棄や虐待・殺傷は絶対にしてはいけません。
動物愛護管理法により、愛護動物を遺棄した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金、また、愛護動物を殺傷・虐待した場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金に処せられます。

■ペットと暮らす(さ)(し)(す)(せ)(そ)
◆(さ)さいごまで飼う
犬や猫の寿命は約15年。15年先も世話ができるか、飼う前に考えましょう。

○犬を飼い始めたら、必ず市へ届け出を
生後90日を経過している犬は、畜犬登録および毎年の狂犬病予防注射の接種が法律で義務付けられています。犬を飼い始めたら、忘れずに市への届け出をしましょう。

◆(し)しつけは最初が肝心
犬猫の性格はほぼ1歳までに決まるといわれています。

○犬の鳴き声が、騒音トラブルになることがあります
近年、犬の鳴き声に関する苦情が最も多くなっています。犬が鳴く理由はさまざまですが、大切な飼い犬のためにも、要因を探し、対策をしましょう。

○犬の散歩中は、マナーを守りましょう
・散歩中に出たフンは必ず持ち帰り、処分しましょう。
・散歩をするときはリードなどを使い、犬を制御できる人が連れて行きましょう。

○猫は室内で飼う
猫を放し飼いにすると、交通事故に遭ったり、病気に感染したりする危険があります。短時間でも猫を外に出す飼い方は、室内飼いとは言いません。放し飼いの猫が近隣の住宅にフンをしたり、畑や花壇を荒らしたりして、トラブルの元となります。
飼い猫には首輪をつけ、室内で飼うことで猫を適正に管理し、猫も地域の人も快適に暮らせるよう心がけましょう。

◆(す)すぐに相談
不安なことがあれば、家族や近所の人、獣医などに、相談しましょう。

◆(せ)せきにんを持てる頭数で
ご自身が愛情を注げる、無理のない頭数で飼いましょう。

○猫の不妊去勢手術は済んでいますか?
飼育するすべての猫を大切にし、適正飼育をするためにも、飼い猫がむやみに増えないよう、不妊・去勢手術を受けさせることをすすめています。飼い猫の手術に対する補助金があります。手術の前に生活環境課へお問い合わせください。

◆(そ)そなえはしっかり
突然の事故や災害は誰の身にも起こります。

○ペットの防災対策はできていますか?
市内の指定避難所では、基本的にペットは屋外で、飼い主とは離れて過ごすことになります。ペットの安全と健康を守りながら、他の避難者への迷惑にならないよう普段からしつけや避難グッズなどを準備しましょう。

備えておくとよいもの:
・1週間分のエサと水、食器
・リード、トイレ用品、常備薬
・ケージやキャリングバッグ
・飼い主とペットが写っている写真

■野良猫について
市には野良猫のさまざまな問題について苦情や相談がたくさん寄せられています。

○むやみなエサやりではないですか?
野良猫が増加する大きな一因として、「むやみなエサやり」が挙げられます。不妊・去勢手術や新しい飼い主探しなどの対策をしないままでの「むやみなエサやり」は、結果として「不幸な猫」の増加を招きます。
野良猫の増加は、フンなどによる周辺地域の環境衛生の悪化や、地域のトラブルの原因にもなります。「むやみなエサやり」になっていないか、見直しましょう。

○地域猫活動にご理解、ご協力ください
「地域猫活動」とは、地域の野良猫について、不妊・去勢手術をしながら、その猫の終生を地域で管理する活動になります。新しく子猫が生まれることがなくなるので、野良猫対策として全国的に行われています。市内でも、すでに始まっている地域があります。
地域猫活動では、その地域に住んでいる人同士の協力が重要です。興味のある人は、生活環境課へご連絡ください。

ペットのエサを外に放置するのはやめましょう。置きエサはカラスや他の猫が集まってしまい、悪臭や害虫発生の原因になります。

問合せ:生活環境課
【電話】643・3681

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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