マナーの悪い一部の飼い主が問題となることがあります。この機会に、身近にいる動物たちについて、もう一度考えてみましょう。
■ペットは最後まで愛情を持って飼いましょう
動物に対する虐待行為などで動物が苦しんだり、鳴き声や臭いなどによって周辺に迷惑を掛けてしまったりする問題が数多く生じています。
飼い主には、その動物が命を終えるまで適切に飼養する「終生飼養」の責任があります。
■犬を飼うときは
生後91日以上の犬を飼う場合、登録と、毎年の狂犬病予防注射の接種が義務付けられています。
■マナーを守ろう
ペットに関する苦情やトラブルが、市や保健所に多く寄せられています。近所の皆さんなどに迷惑を掛けないよう、マナーやルールを守りましょう。
■犬猫不妊去勢手術費助成金
不幸な捨て犬・捨て猫を減らすためにも、不妊・去勢手術を受けさせましょう。市では、犬や猫の不妊・去勢手術を受けさせた人に助成金を支給しています。手術後60日以内(2・3月の手術の場合は3月末まで)に、環境課へ申請してください。
※犬の場合、伊勢市に登録があり、申請日からさかのぼって1年以内に狂犬病予防注射を受けている場合に限ります。
○助成金額
犬…雄3,000円、雌4,000円
猫…雄2,500円、雌3,500円
■飼い主のいない猫(のら猫)を増やさない取り組み「TNR(ティーエヌアール)活動」
TNR活動とは、飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行ってトラブルの軽減を図るとともに、地域の皆さんと一緒に、一代限りの命を見守る活動です。
詳しくは、環境課または、伊勢保健所(【電話】27-5151)へ問い合わせてください。
T(トラップ)…猫を捕獲し
N(ニューター)…不妊・去勢手術をし
R(リターン)…元の場所に戻す
■ペットの災害への備え
大規模な災害時には、飼い主がペットと一緒に避難することが想定されます。市が作成した「災害時のペット対策のガイドライン」は、市のホームページに掲載しているほか、市内の動物病院で配布しています。
まずは、どこに避難するか、ペットをどのように連れていくか、考えておきましょう。
▼災害に備えてペットのために用意しておく物
・フード・飲み水
・ケージ(おり)
・運搬用ケース
・鑑札(犬)・迷子札(猫)
・薬
・ペットの履歴書 など
問い合わせ:環境課
【電話】21-5541【FAX】21-5522
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