「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症します。体調の変化に注意し熱中症による健康被害を防ぎましょう。
■熱中症予防のために
◇暑さを避けましょう
・暑いと感じる前に早めに冷房を使用
・夜間はエアコンのタイマーを少なくとも3時間は使用
・屋外では、涼しい服装や少しでも涼しい場所でこまめに休憩
◇こまめに水分補給
・のどが渇く前に水分補給
・1日当たり1.2ℓ(リットル)を目安に水分を取る
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
◇暑さに備えた体作り
・日頃から運動で汗をかく習慣を身につけ、夏の暑さに負けない体を作る
◇熱中症が疑われる人を見かけたら
・エアコンが効いている室内や、風通しのよい日陰などの涼しい場所へ避難
・衣服をゆるめ、体を冷やす
・水分、塩分、経口補水液などを補給
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は救急を呼びましょう。
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