■令和6年度 伊勢市の当初予算
総額1,119億7,643万2千円
令和6年度の当初予算が3月議会定例会で議決されました。その概要を報告します。
◇市の会計の構成
伊勢市の会計は、「一般会計」「特別会計」「企業会計」で構成されています。
一般会計は、まちづくりや福祉・産業経済・教育など市の全般的な事業を行うための会計です。
特別会計は、保険料など特定の収入で事業を行い、事業の収支を明確にし、一般会計と経理を区分するため、国民健康保険など5つの特別会計を設けています。
企業会計は、事業収入により公共の利益を目的に経営する事業の会計で、病院事業・水道事業・下水道事業を設けています。
◇令和6年度 会計別予算規模
※対前年度比は、令和5年度当初予算額との増減比です。
◇一般会計当初予算:549億4,900万円
一般会計 歳入(入るお金)
市税収入は、定額減税の影響などにより、全体で9億3,000万円減の152億8,000万円となっています。なお、定額減税による減収分については、地方特例交付金で国から全額補てんされます。
また、一般財源の不足を補うため、年度間の財源調整機能を担う財政調整基金から37億7,000万円を繰り入れることとしています。
◇一般会計 歳出(使うお金)
・目的別
目的別では、福祉分野の経費である民生費が40.0%を占め、続いて土木費14.7%、公債費が10.4%となっています。
・性質別
性質別では、福祉サービスの経費である扶助費が22.8%を占め、続いて人件費が19.2%、繰出金が15.4%となっています。また、扶助費・人件費・公債費からなる義務的経費は52.4%を占めています。
問合せ:財政課
【電話】21-5529【FAX】21-5522
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