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REIWA no OKIHIKI

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三重県伊勢市 クリエイティブ・コモンズ

■受け継がれる技術と誇り
お木曳は、神宮式年遷宮に向け、新しいお宮をつくるためのご用材を運ぶもので、550年以上前より受け継がれています。お木曳には、五十鈴川の中をソリで内宮まで曳く「川曳(かわびき)」と、宮川から外宮までの陸路を、大きなお木曳車で曳く「陸曳(おかびき)」があります。

■時代に合わせて伝統を継承
お木曳も昔と比べて変わった部分が多くあります。神都名勝誌(明治26年刊行)のお木曳の絵図と前回のお木曳の写真を見比べると、絵図では自動車などはなく、人力で物品を運んでいました。
しかしながら、変わらない部分もあります。それは、団ごとの特色のある伝統を継承していくという強い思いをはじめ、木遣(や)りをうたい「エンヤ!」の掛け声で、力を合わせてご用材を曳くことなど、「民俗伝統行事」として柱となるものは次代へしっかりと引き継がれています。このことは、伊勢のまちの絆が強い理由の一つと考えられます。
令和に入ってから初めてとなるお木曳が、令和8・9年に行われる予定です。市内では、木遣りなどの練習が始まっている地域もあり、各地域の特色ある伝統が次代に引き継がれていきます。

詳しくは、伊勢御遷宮委員会のホームページをご覧ください

問合せ:
伊勢御遷宮委員会事務局〔伊勢商工会議所・5階〕【電話】25–5215【FAX】63–5339
※お木曳の歴史については…文化政策課【電話】22–7884【FAX】21–0424

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