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自治体の皆さまへ

明日に向かって ~差別をなくしていくために~

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三重県伊賀市

人権について考えるコラムです。
■思いやりのある行動を-障がい福祉課-
障がいのある人とは、身体障がいや知的障がいのある人、精神障がいのある人、発達障がいやその他の障がいのある人で、障がいや社会的障壁(社会の壁)によって、生活に制限を受けている状態が続いている人のことをいいます。
人によっては、複数の障がいがある場合や、その特徴や特性が目に見えて分からないこともあるため、周囲に理解されづらい場合があります。
障がいのあるなしにかかわらず、困っている人を見かけても、声をかけるのをためらってしまう人も多いのではないでしょうか。
日常や社会生活にある「壁」(バリア)によって生じる困りごとや不便さに障がいのある人がどんなことで困っているのかを「自分や自分の家族だったらどうだろう」と想像し、自分のことと重ねて、考えや行動を振り返り意識することで、さまざまな気付きがあると思います。 障がいのある人から「ヘルプマークをつけていたのに誰も声をかけてくれないことがあった」という話を聞きました。例えば、電車やバスの中で席を譲るなど、見た目ではわからない障がいの特性があることを理解し、配慮を示すなどの心遣いを大切にしたいと思います。
市では、具体的な支援内容を周りの人に伝えるヘルプマークのタグを作成して配布しています。障がいのある人が声を出しやすい環境を整え、合理的配慮を当たり前に行えることが障壁をなくすことにつながると思います。
障がいのある人にとって生活しやすい環境やしくみを整えるとともに、相手の立場になって考えるちょっとした心遣いと、お互いにコミュニケーションを取ることが大切です。
まずは、できることからはじめてみませんか。

◇ご意見などは人権政策課
【電話】22-9683【FAX】22-9641【メール】jinken-danjo@city.iga.lg.jp

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